国立大学法人 岡山大学

LANGUAGE
ENGLISHCHINESE
MENU

那須学長らがZero Project Conference2026に出席

2026年03月10日

 2月18~20日、那須保友学長、片岡祐子准教授(学術研究院医療開発領域)らが、オーストリア・ウィーン国連本部で開催された「Zero Project Conference 2026」に出席しました。
 同会議は、エッスル財団(オーストリア)が主催する世界最大級の国際会議であり、障がいのある人にとっての「障壁(バリア)がゼロの世界」を目指し、その社会実現に向けた革新的な解決策を共有することを目的としています。会期中には、障がい者支援における先駆的かつ汎用性の高い取り組みを称える「Zero Project Award」の授与式も行われました。過去には岡山市内の企業2社も選出されており、片岡准教授は、2024年に最終候補に選出されました。
 受賞団体は、テクノロジーの活用を通じてさまざまな障壁への解決に取り組んでおり、本学の参加は、日本の障がい者への開発や社会制度の現在地を認識するとともに、地域と世界を結ぶ「共生社会の実現」に向けた歩みを進める意味でも重要な機会となりました。
 那須学長は、今年度の日本の受賞2団体、オーストリアのロータリークラブや海外のファウンダーとも積極的に交流を図り、本学がSDGsへの貢献として、誰一人取り残さない教育の実現を具体化していること、またアジア初のESDのユネスコチェアとして地域に根差す教育で社会変革を行っていることをアピールしました。また、片岡准教授は、「拡張性と包摂性を備えたICT(情報通信技術)イノベーション」のセッションで、「緊急時・災害時における聴覚障がい者の対策」として研究開発を手掛けた緊急通知音振動変換アプリD-HELOの発表とAI・支援技術の専門家を交えた質疑応答に登壇し、多くの聴衆の興味・関心を惹きつけました。
 会議を主催したエッスル財団の創設者マーティン・エッスル氏は、昨年12月に本学を訪問。本学から名誉博士の称号を授与しています。こうした深い信頼関係を基盤に、今後は同財団との連携を更に強化し、本学が学生や研究者による国際的な交流の活性化を通じて、アクセシビリティやインクルージョンを推進し、「ゼロバリア」のハブとなることが期待されます。

○関連記事
オーストリア、エッスル財団創設者Martin Essl氏に名誉博士称号を授与 - 国立大学法人 岡山大学

<本件問い合わせ先>
企画部国際企画課
TEL:086-251-7036

年度