国立大学法人 岡山大学

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TCカレッジ医工系コース中級カリキュラム「電子顕微鏡試料作製(基礎)」を開催

2026年03月18日

 本学総合技術部は2月19日、鹿田キャンパスにおいて、TCカレッジ医工系コース「電子顕微鏡試料作製(基礎)」を対面形式で開催しました。本カリキュラムは、電子顕微鏡観察に不可欠な標準的生物試料作製方法の基礎を学ぶことを目的としています。
 当日は、テクニカルコンダクター(TC)である総合技術部医学系技術課の楢崎正博課長と塚野萌美技術主任が講師を担当し、試料固定から観察に至るまでの一連の工程について、座学と実技を組み合わせて実施しました。本カリキュラムには医工系コースと物質分析コースの受講生が参加し、実際のサンプルを用いた実習により、理論と手技の両面から理解を深める機会となりました。
 講師からは、「電子顕微鏡の試料作製技術はすぐに身につくものではありませんが、重要なポイントを理解しておくことで、今後試料作製を行う際や実験計画への助言にもつながります」との説明がありました。
 参加した藤井匡寛技術専門職員は「電子顕微鏡観察における試料作製の重要性が理解できた講習でした。座学では詳細な方法について学習し、実習では各工程の手技を体験でき、非常に貴重な1日となりました。本講習で得た知識・経験を、今後の研究支援活動に生かしていきたいです」とコメント。北條優子技術専門職員は「電子顕微鏡の試料作製は難しいものだと思っていましたが、今回の研修で材料や工程のポイントを理解することで、自分でも試料作製に取り組めそうだと感じました。実際に工程を体験でき、電子顕微鏡観察に至る過程への理解が深まる有意義な機会となりました」とコメントしました。
 今回のカリキュラムについて、本学総合技術部の本部長である佐藤法仁副理事・副学長・上級URAは、「講師の2人は『医工系コース』でTCの資格を取得しており、高度化された人材です。講師の内在化という点もありますが、キャリアパスとして先人から学ぶ、知を高度化、継承していくことのスキームを強化していくことにもつながります。今後も私たちは開かれた地域中核・特色ある研究大学として人材の高度化を強化推進します。ぜひご期待ください」とコメントしました。
 本カリキュラムをもって、本年度の医工系コースのすべてのカリキュラムが終了しました。ご参加いただいたTCカレッジ受講生の皆さまをはじめ、講師や見学の受入れをご担当いただいた教職員の皆様、協力企業のご担当者様に深く感謝申し上げます。来年度も、技術職員の高度化の一端を担う取り組みとして、より充実したカリキュラムを実施できるよう努めます。
 本学総合技術部は、全学の技術職員の連携を深めるとともに、多様な研修プログラムを通して技術職員のスキルアップを図り、地域中核・特色ある研究大学である岡山大学の研究・教育・臨床活動を支えるパートナーとして、取り組みの強化を推進していきます。
 今後も「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の採択大学として、地域と地球の未来を共創し、社会変革を実現する研究大学である岡山大学の絶え間ない挑戦と、それを担う技術職員の活動にどうぞご期待ください。

<参考>
TCカレッジ医工系コースで研究室見学を実施~今年度は新たにクライオ電子顕微鏡の見学も!~
TCカレッジTC論文発表会(医工系コース)を開催~研究・教育・協働を支える高度専門技術職員を目指して~
TCカレッジ医工系コース中級カリキュラム「生物系走査型電子顕微鏡(基礎)」を実施
TCカレッジ医工系コース中級カリキュラム「生物系透過型電子顕微鏡(基礎)」を実施 ~技術職員における高度専門人材の育成を目指して~


【本件問い合わせ先】
総合技術部 技術主幹(TCカレッジ医工系コース担当) 阿部匡史
E-mail:tabe◎md.okayama-u.ac.jp
    ※◎を@に置き換えてください。
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