3月26日、元内閣府科学技術・イノベーション推進事務局長で岡山大学経営協議会委員でもある松尾泰樹氏が本学を訪問し、津島キャンパスにある最先端の研究装置を視察するとともに、本学の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」による研究基盤の構築状況や、共用機器の活用体制について、意見交換を実施しました。
当日はまず異分野基礎科学研究所において、2023年度に導入したクライオ電子顕微鏡「Krios G4」、その後、共創イノベーションラボ(きびのべ:KIBINOVE)において、2025年11月から共用を開始したクライオトモグラフィー用クライオプラズマFIB-SEM装置「Arctis」を見学しました。本学からは、学術研究院先鋭研究領域(異分野基礎科学研究所)の沼本修孝准教授(特任)、加藤公児准教授(特任)、蔡弼丞助教(特任)らが、装置の概要やその活用による研究成果について丁寧に説明を行い、松尾委員からは、「他大学や産業界からどのように利用されているのか」、「技術職員や教員の支援体制は十分であるか」など、具体的な質問が相次ぎ、本学の取り組みに対する高い関心が示されました。また、KIBINOVEの他フロアも視察し、文部科学省「地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業」によって整備された本施設について、本学の産学・研究活動の拠点としての役割や、産学官民連携の具体例について説明を受け、意見交換を実施しました。
その後、鹿田キャンパスへ移動し、岡山大学病院を訪問。前田嘉信病院長らと面談を行いました。前田病院長から病院の経営状況について説明を受けた後、院内のIVRセンターおよびICU・CICUの集中治療室を視察しました。IVRセンターではIVR-CT室を訪れ、放射線科医師から、画像ガイド下で行う凍結療法について説明を受けるなど、先進的な医療技術への理解を深める機会を得ました。またICUでは、看護師長から医療設備や運用体制について説明を受けるとともに、小児の先天性心疾患患者の病床も視察し、本院における高度で専門的な医療提供体制を確認されました。
本学は、J-PEAKSを活用し、技術職員の高度化、研究機器の共用化などをさらに推進し、新たな研究・イノベーション創出から社会を変革していきます。どうぞ地域中核・特色ある研究大学:岡山大学の絶え間ない挑戦とその変革にご期待ください。
<参考>
・クライオトモグラフィー用クライオプラズマFIB-SEM装置「Arctis」を西日本に初導入
・文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~
【本件問い合わせ先】
岡山大学研究・イノベーション共創管理統括部 研究協力課
E-mail:innovation◎adm.okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています
岡山大学J-PEAKS HP
元内閣府科学技術・イノベーション推進事務局長で岡山大学経営協議会委員でもある松尾泰樹氏が岡山大学を訪問―最先端研究装置「Arctis」や岡山大学病院などを視察―
2026年04月03日