国立大学法人 岡山大学

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技術職員間の専門性と知識を情報共有し、スキル・組織力向上を目指す~総合技術部「第89回医学系技術課 鹿田研修会」開催~

2026年08月06日

 本学技術統括監理本部を構成する組織のひとつである総合技術部は、7月23日、「第89回医学系技術課 鹿田研修会」を本学鹿田キャンパスの基礎医学棟での対面とオンライン聴講のハイブリッド形式で開催しました。
 本研修会は、鹿田キャンパス勤務の技術職員がおのおのの業務内容や専門分野の情報を共有することにより、日々の業務上の問題解決の一助として活用するとともに、職員間の相互理解や組織の活性化を促進することを目的として実施しました。また今回は、昨年度の医学部技術部運営費を利用して出張した内容の報告も行いました。
 会の冒頭、総合技術部本部長である佐藤法仁副理事(研究・産学共創統括担当)・副学長・上級URAはあいさつの中で、『INSIGHT(産業・科学革新人材事業)』『EPOCH(先端研究基盤刷新事業)』といった大型機関申請事業が進む中、特に技術職員にとってEPOCHとの関わりが大変重要であり、本学だけではなく、我が国全体の研究基盤を永続的に支え、発展させていくためにも絶えず変革と高度化を進める必要があることなどに触れました。その上で「新しいことが始まるというポジティブな視点で変革を進め、組織に対して結果を残していくための人材育成のルートを皆さんとともにしっかりと組んでいきたい」と述べました。
 その後、「技術職員の担当業務紹介、出張報告」をテーマに鹿田キャンパスの技術職員4人が発表しました。山下範之技術専門職員(医療教育センター)は「医療教育センター他、業務紹介」、浦田晴生技術専門職員(共同実験室)は「走査電子顕微鏡について」、亀岡俊也技術専門職員(人体構成学)は「献体実務担当者研修会・解剖組織技術研究会(出張報告)」、楢崎正博課長は「認定一級解剖組織技術士について 日本解剖学会(出張報告)」と題して発表しました。
 各発表後の質疑応答では、参加者から「仕事の合理化・効率化を進める上でAIやDXを利用するおすすめの技術は?」、「VRが技術継承に利用できないか?」といった最新技術の活用に関する質問や、「透過型電子顕微鏡で80倍から1万5千倍まで撮影するのにかかる時間は?」、「元素分析の際、波形の違いで表れているグラフはスライド像とどのような関係か?」など、多数の質問が寄せられ、活発な情報交換が行われました。
 会の最後には、田村義彦部長が閉会のあいさつを行い、多種多様な技術をあくなき探究心でブラッシュアップする参加者の姿勢をたたえました。「チームとして力を出すには個の力を上げていくことが不可欠です。情報を共有し合い、新しい技術を取り入れて自身の業務に生かすことで、研究教育の効率向上に尽力してほしい」と語り、今後の技術職員らの活動にもつながる大変有意義な研修会となりました。
 本学総合技術部は、全学の技術職員の連携を深めるとともに、多様な研修プログラムを通して技術職員のスキルアップを図ることにより、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学の研究・教育・臨床活動などのパートナーとして取り組み強化を推進していきます。また本学では、2022年度より東京科学大学(旧 東京工業大学)が行う高度技術職員養成の取り組みである「TCカレッジ」に参画しており、大学における技術職員の高度専門人材養成等を協働で実施しています。本学はサテライト校として、2023年度から「医工系コース」を開講しており、強みのある分野を生かした取り組みを戦略的に推進しています。
 今後も「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の採択大学であり、地域と地球の未来を共創し、社会変革を実現させる研究大学:岡山大学の絶え間ない変化と挑戦と、それを担う技術職員の活動にどうぞご期待ください。

<参考>
文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~
総合技術部 第87回医学系技術課 鹿田研修会を開催~臨床研究を学び、新たな知識を拓く~
技術統括監理本部・医療技術部と総合技術部の合同研修会開催~総合技術部第88回医学系技術課 鹿田研修会を開催~
TCカレッジ「医工系コース」で光学顕微鏡の基礎知識と技術を学ぶ「生物系各種光学顕微鏡(基礎)」を開催

【問い合わせ先】
岡山大学総合技術部 医学系技術課 鹿田研修会
E-mail:shikatakensyu◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。
総合技術部HP

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