国立大学法人 岡山大学

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岡本教授が「安倍フェローシップ」を受賞

2016年04月08日

 国際交流基金日米センターと米国社会科学評議会(SSRC: Social Science Research Council)が実施している研究奨学金プログラム「安倍フェローシップ・プログラム」の対象者の発表が4月6日行われ、本学の大学院社会文化科学研究科(経済)岡本章教授が選出されました。選出は非常に難関であり、本学からの選出は岡本教授が初めてです。
 本プログラムは、現代の地球的かつ喫緊の政策課題に関する学際的・国際的な調査研究の増進を目的としています。岡本教授は今後、「人口減少・少子高齢化社会における社会保障政策の定量分析」を研究テーマとして、アメリカ・カリフォルニア大学バークレー校で研究に従事する予定です。岡本教授は「非常に栄誉のある『安倍フェロー』に選出され、大変光栄です。このような世界的な研究者コミュニティーに入ることができたことは、私にとって大きな財産となります。日本のみならず世界が直面する政策課題の解決に向けて、今後も研究を続けていきたいと考えています」と話していました。
 岡本教授は2015年7月、岡山大学定例記者発表で研究成果を報告。その中で提案した政策案が自治体で導入に向けて本格的に検討されるなど、社会に大きな影響を与えています。

安倍フェローシップ・プログラムについて
 国際交流基金日米センターとSSRCが公募するプログラム。SSRCは、各国とフェローシップ(研究奨学金)を実施し、世界中から優秀な研究者を集めて世界的ネットワークを構築しており、この活動は国際的に高く評価されています。日本では、安倍晋太郎元外務大臣ゆかりの「安倍フェローシップ・プログラム」がこれに含まれています。

【本件問い合わせ先】
大学院社会文化科学研究科(経済) 教授 岡本 章
TEL:086-251-7539

(16.04.08)


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