12:13 2018/04/10 考古学研究室について|岡山大学文学部考古学研究室
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考古学研究室について

研究室の概要

考古学研究室は、学生・院生25人程度と教員で構成されています。夏や春に発掘調査を実施する、比較的結束力の強い研究室です。多くの文献や学生用のコンピュータが身近にあり、考古資料展示室には岡山県内をはじめとして各地から出土した一級の資料が展示されています。
学部2年次のはじめに歴史文化学専修コースに配属となった学生のうち考古学分野で学ぼうとするひとが考古学研究室に所属することになります。大学院は博士前期課程(2年標準)と博士後期課程(3年標準)に分かれます。
教員の専門分野が日本の縄文時代から古墳時代にかけてを中心とし海外の研究方法などにも通じているので、研究室で実施する発掘調査に参加することを通じ、考古学の基本的な研究方法を十分に身につけることができます。

研究室の風景

スタッフ

関連施設

考古学実験室・考古学演習室など(文・法・経済学部1号館1階)

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考古学研究室の学生が一日の多くの時間を過ごす場です。学習したり、議論したり、パソコンをしたり、お茶を飲みながら話し合ったりする、研究室の居間のようなところです。書棚には専門書や遺跡の発掘報告書が並んでいます。演習室は少人数の授業にも使います。

考古学資料館

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2001年まで使っていた古い展示施設です。現在はもっぱら発掘調査の基地となっています。通称「赤レンガ」の風格ある建物で、1945年までは陸軍第17師団司令部の施設として用いられた、近代史の「証人」でもあります。(本施設内部の見学は承っておりません。)

考古資料展示室

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約250点の考古資料を公開展示している施設です。考古学研究室が県内を中心に各地で発掘した遺跡や古墳の資料と、文化遺産マネジメント部門が岡山大学構内で調査した遺跡の資料を合わせて、旧石器時代から中世までの岡山の歴史をビジュアルにたどることができます。これらの資料は、授業の教材に使われたり、学生の研究対象になったり、さまざまに活用されています。また、博物館の学芸員を養成する実習の場としても役立てています。地下には収蔵施設があります。
(展示室見学のご希望は、別途ページ参照。)

岡山大学文明動態学研究所文化遺産マネジメント部門

岡山大学構内の埋蔵文化財の発掘調査の業務を中心に行う機関です。考古学を専門とする5名の教員がおり、学芸員課程の実習指導など、文学部の教育にも貢献しています。考古学研究室の学生も、資料や図書の閲覧に通ったり、専門が近い教員から個別に研究の助言を受けたりするなど、さまざまなつながりをもっています。
岡山大学文明動態学研究所文化遺産マネジメント部門

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