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平成22年度地球科学巡検I

9/13~9/17の4泊5日で1年生必修の地球科学巡検Iを実施しました。地球科学科に入って最初に受ける本格的な野外実習です。5日間、貸切バスを使って高知の室戸岬から足摺岬をまわりながら付加帯を見学し、松山の砥部衝上断層、新居浜の別子鉱山を見て来ました。

主な行程

日沖枕状溶岩
龍河洞博物館
佐川地質館
竜串観光汽船
マイントピア別子
9月13日(月)

室戸岬 2009年に日本ジオパークに認定さた室戸岬で乱雑層とはんれい岩を観察します。

日沖枕状溶岩 枕状溶岩を観察します。この枕状溶岩は付加帯ではなく現地性だと考えられています。

行当岬周辺の室戸層群の乱雑層とサンドダイク 室戸層群の乱雑層とサンドダイクを観察します。海岸段丘も見ることができます。

9月14日(火)

龍河洞  国指定史蹟天然記念物の龍河洞と付属の博物館を見学します。

高知大学海洋コア総合研究センター 海洋底から採取されるコア試料を用いた最先端研究の一端を体験します。

9月15日(水)

佐川地質館 高知の地質や世界の珍しい化石を紹介する佐川地質館を見学します。

久礼メランジュ 乱雑層や玄武岩を観察します。

久礼メランジュとOST OST(アウトオブシーケンススラスト)を観察します。

9月16日(木)

化石漣痕 三崎層群の堆積構造を観察します。この地層の傾斜は大きいですが整然層が多くなっています。

竜串海岸付近で堆積構造観察 三崎層群の堆積構造を観察します。

幡多郡大月町 段丘堆積物を観察します。

9月17日(金)

砥部衝上断層公園 国の天然記念物である砥部衝上断層を観察します。この断層は中央構造線の一部と考えられています。

マイントピア別子 日本の戦後復興を支え世界にも名だたる銅山であった別子銅山の施設跡などを利用したテーマパーク、マイントピア別子を見学します。