心筋トロポニンI, Troponin I(TnI)
平成20年10月9日より院内実施
平成25年7月3日中止
平成26年2月6日より外注BML
外注会社:BML
臨床的意義
心筋は筋原繊維の集合体で、筋原繊維はIフィラメントとAフィラメントから構成されており、ミオシンはこの太いAフィラメントを形成している。そして細いIフィラメントはアクチン、トロポミオシン、およびトロポニンから構成され、トロポニンはさらにトロポニンT,トロポニンCおよびトロポニンIの3成分からなっている。トロポニンは心筋の構造蛋白で筋収縮のキーポイントであるカルシウムの活性化に関与し筋収縮機能を調節している。
高値疾患: 心筋梗塞
測定方法: CLIA法(平成26年2月6日より)
蛍光酵素免疫測定法
(平成20年10月9日〜平成25年7月3日)
測定機器: Mini VIDAS(シスメックス・ビオメリュー株式会社)(平成20年10月9日〜平成25年7月3日)
測定試薬: バイダスアッセイキット トロポニンI S(シスメックス・ビオメリュー株式会社)(平成20年10月9日〜平成25年7月3日)
基準値: 0.040 ng/mL 以下(平成26年2月6日より)
0.01 μg/L 未満(平成20年10月9日〜平成25年7月3日)
採取容器:茶)生化学一般用分離剤入り試験管
関連項目
心筋トロポニンT
心筋ミオシン軽鎖T
ミオグロビン(Mb)