岡山大学 法学部

UNIV. TOP
LANGUAGE
ENGLISH
MENU

北京大学法学院・岡山大学法学部 国際シンポジウム「日中取引における法規制の現状と将来」開催

北京大学法学院・岡山大学法学部 国際シンポジウム「日中取引における法規制の現状と将来」開催

  

 平成16年12月18日、岡山大学50周年記念館において、北京大学法学院と岡山大学法学部による国際シンポジウム「日中取引における法規制の現状と課題」が開催されました。岡山大学法学部と北京大学法学院は、平成13年に交流協定を締結致しました。このシンポジウムは、その学術交流の一環として開催され、岡山大学学長裁量経費「企業法制の整備に関する北京大学との共同研究」による財政的支援を得ました。 

シンポジウムの配布資料

シンポジウムの写真

このシンポジウムには、北京大学法学院から、写真の楊先生を団長に、経済法や商法がご専門の6名の先生が参加されました。
第1セッションでは、「企業進出に関する中国法の現状と課題」と題して、邵 景春先生が講演をされ、岡山大学法学部の鈴木助教授(商法)がコメントをされました。
シンポジウムには、学外の企業や弁護士事務所等からの70名を含め、約200名の参加がありました。途中の休憩時間には、北京大学の先生を囲んで活発な意見交換(商談?)が行われていました。
第2セッションでは、「日中間における企業進出の法的課題」をテーマにパネルディスカッションが行われました。コーディネーターの佐野教授の進行で、北京大学から甘先生(会社法)、盛先生(経済法)、日本側からカモ井食品工業の鴨井社長、菊池弁護士、そして法学部の張教授が報告を行いました。
パネルディスカッションでは、「中国の独占禁止法が多国籍企業に及ぼす影響とその対策」(盛先生)、「中国進出における法律問題-中国側からの分析」(甘先生)について報告があり、鴨井社長、菊池弁護士からも、中国ビジネスの経験や法実務について報告があり、その後、パネリストの間で討論が行われました。