岡山大学大学院 医歯薬学総合研究科 病理学 腫瘍病理第二病理|Department of Pathology Okayama University

Graduate School 入局者募集

当教室の特色

大学院生としての入局もしくは岡山大学病理学(腫瘍病理/第二病理)の関連施設で後期研修医として入局することが可能です。しかしながら、病理学は大学院での研究が病理診断能力の向上に直結する学問であるため、大学院生として入局することをお勧めします。


当教室の強みは関連病院が多いこと、スタッフが多いこと、現在世界でもHOTな分野の研究を行っていることです。関連病院が多いため、2〜3年目以降に様々な病院に非常勤病理医として週一回程度勤務し、様々な分野の標本を見ることができます。そのため偏りのない病理診断能力の向上が可能です。


また当教室では院内だけでなく一部関連病院の病理解剖も行っており、全国的に病理解剖数が減少している中でも、専門医試験までに十分数の病理解剖経験を積むことができます。スタッフが多いという利点を生かして、病理解剖も病理診断も一から丁寧にマンツーマンでの指導を行います。


もう一つの強みである研究ですが、当教室の研究は世界でも注目される領域であることから、当教室の論文がインパクトファクターの高い雑誌に次々と採用されています。そのため、大学院早期卒業の条件であるインパクトファクター点数を得て、早期卒業も可能です。実際H20年度に3人の大学院生が3年から3年半で卒業となりました。


また学部学生の場合には、岡山大学でH22年度より開始することになったARTプログラムを利用できます。このARTプログラムを利用することで、学部学生中または厚生労働省の定める卒後臨床研修を行いながら大学院を同時進行し、大学院の早期終了が可能です。


病理は各臨床科と切り離せないものであり、病理の観点から学ぶことで各々の専門疾患をより深めることができるため、臨床医を考えている/現在臨床をされている先生方にも病理は有用となります。病理で博士課程を取得し、各臨床科へ進む/戻ることも可能です。


岡山は晴れの国とも呼ばれており、気候の良い住みやすい土地です。中四国を結ぶ交通の中心地でもあり、大学病院はこの中心となる岡山駅から車で5分の所にあります。程よい都会で買い物にも困らず、人が多すぎて困ることもありません。学問環境・生活環境の整っている岡山にぜひいらしてください!