国立大学法人 岡山大学

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教育学部学生が岡山市内の公立小学校4校で産学官連携による「租税教室」の講師を担当

2021年02月24日

 本学教育学部の総勢10人の学生が、1月21、22、2月8、16日の各日、それぞれ岡山市立石井小学校、同鹿田小学校、同平津小学校、同御野小学校において、本学大学院教育学研究科・教育学部と公益社団法人岡山西法人会、岡山東・西税務署との産学官連携により開催された「租税教室」の講師を担当しました。この「租税教室」は、児童・生徒に税の知識の普及を図ることを目的に毎年開催されているもので、教育学部学生が講師を担当するのは昨年度に引き続き2年目です。
 本年度はコロナ禍のなかでの開催となったことから、平津小学校では講師が授業をする空き教室と6年生の教室をオンラインで結んだ遠隔実施となりました。講師を担当した高井大輔さん(教育学部3年)は、「対面ではないリモート授業の難しさも感じたが、ICTをはじめとする新技術への対応はこれからの教師にとって必須。将来、教員となったときにこの経験を活かしたい」と話しています。当日の様子はRNC西日本放送の夕方のニュースに取り上げられるなど、コロナ禍での学びを保障する取組の一つとして注目を集めました。

○大学院教育学研究科・教育学部は地域における租税教育を推進しており、これまで公益社団法人岡山西法人会、岡山東・西税務署との産学官連携により下記のような取組を実施しました。

・岡山西法人会による浪漫ティック奉還祭出店「税金ゲーム」に教育学部学生が参画(2019年7月)
・教育学部の総勢14名の学生が岡山市内の公立小学校8校で「租税教室」の講師を担当(2020年1月~2月)
・国税庁「税を考える週間」啓発活動の一環として、工藤裕太さん(教育学部4年)が広島国税局長と対談(2020年10月)

 昨年には租税教育の推進に顕著な功績を挙げたとして、岡山西税務署長から感謝状を受領しています。

【本件問い合わせ先】
大学院教育学研究科
准教授 大熊 正哲
E-mail: ohkuma◎okayama-u.ac.jp
※ @を◎で書き換えています。

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