国立大学法人 岡山大学

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教育学部附属中学校で東日本大震災追悼プログラム 福島県双葉郡浪江町の畜産農家と3年有志生徒らがオンライン交流し、国内外に発信!

2021年03月19日

 本学教育学部附属中学校3年生有志11人が3月3日、東日本大震災追悼プログラムとして、「福島県双葉郡浪江町『希望の牧場・ふくしま』吉沢正巳代表とオンライン語る会」に参加しました。
 生徒たちは震災当時、5歳前後でした。2年前にキャリア教育講演会「考え・行動する生き方をしよう」で吉沢さんから地震、津波、原発事故の被害とその後について直接聞きました。今回は、進路選択や卒業を前に、さらに関連の学習や探究活動などで学んできたことを踏まえ、約1,000km離れた現地とオンラインで交流しました。参加生徒たちは「(被ばく牛を飼育し続けることに)気持ちがくじけそうになったことはないか」「意見が対立する時に、どうすればよいか」「被災地で生活し続ける中、『希望』とは何か」などについて、意見交換しました。
 本取組は、持続可能な社会づくりを目指した同校の総合的な学習の時間(重点SDGs:4・7・11・16・17)の一環で「考え・行動する生き方」について学びを深める機会として行われました。本取組は、附属中学校の全校放送で全学年に共有したほか、NHK岡山放送やNHK WORLD-JAPANなどで紹介され、国内外に発信されました。

※NHK WORLDニュース動画 “Defiant Fukushima Rancher's Struggle for Hope” はこちらから

※NHK WORLD 特集At a Glance “Fukushima farmer a definition of hope”(英語字幕)はこちらから


【本件問い合わせ先】
教育学部附属中学校 教諭・研究主任  
竹島 潤
TEL:086-272-0202

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