国立大学法人 岡山大学

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青景助教(医)がAMED「令和4年度臨床研究・治験推進研究事業」に採択

2022年03月28日

 本学学術研究院医歯薬学域(医学系)救命救急・災害医学分野の青景聡之助教が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「令和4年度臨床研究・治験推進研究事業」に採択されました。
同事業は、国民により安全で有効な医療技術を早期に提供することを目的とし、わが国で見出された基礎研究の成果を革新的な医薬品などの薬事承認に繋げるため、実用化への見込みが高く科学性及び倫理性が十分に担保され得る質の高い臨床研究・医師主導治験などを支援するものです。
 今回、青景助教は本事業の「患者のニーズに応える医薬品開発に資する臨床研究・治験の推進」の「臨床研究・医師主導治験のプロトコール作成に関する研究【準備(ステップ1)】」の区分において、「急性呼吸促迫症候群に対する水素ガス吸入療法の開発研究」という題目のもと申請。今回は申請数が52件と多いものでしたが、書面とヒアリング審査を通過し、採択件数12のひとつに選ばれました。なお、研究実施期間は、令和4年度の1年間となります。
 今回の採択を受けて青景助教は、「臨床研究にて水素ガス吸入療法の効果を証明し、肺炎や急性呼吸促迫症候群で苦しむ患者さんの治療開発を急ピッチで進めていきます!」とコメント。これからの研究活動に意欲を見せました。
今後、本学の強みである医療系の研究開発力を基に新たな医療イノベーション創出ができるよう、本事業を強力に推進していきます。今後の青景助教らの研究チームの活動にご期待ください。
 なお、本件は2022年3月10日にAMEDホームページに公開されました。

<参考>
急性呼吸促迫症候群への長期的な水素ガス吸入は、肺内の炎症を軽減し、慢性期の呼吸機能低下を緩和する(岡山大学プレスリリース 2022年2月17日)


【本件お問い合わせ先】
学術研究院 医歯薬学域(医学系)救命救急・災害医学分野 助教 青景聡之
TEL:086-235-7427
https://okayama-u-qq.sakura.ne.jp/

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