国立大学法人 岡山大学

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宝田教授(医)がAMED「令和4年度橋渡し研究プログラム(preF)」に採択

2022年04月18日

 本学学術研究院医歯薬学域(医学系)組織機能修復学分野の宝田剛志教授が、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「令和4年度橋渡し研究プログラム(preF)」に採択されました。
 同事業は、政府の「健康・医療戦略」(令和2年3月閣議決定)等に基づき、文部科学大臣が認定した機関(橋渡し研究支援機関)を活用し、アカデミア等の優れた基礎研究の成果を臨床研究・実用化へ効率的に橋渡しするために研究費等の支援を行い、革新的な医薬品・医療機器等の創出を目指すものです。
 今回、宝田教授は本事業のpreF(非臨床POC取得に必要な試験パッケージの策定ならびに産学協働体制の確立を目指す課題)の区分において、「iPS細胞由来ヒト軟骨前駆細胞を使用した関節軟骨再生方法の開発」という研究開発課題のもと申請し、採択に至り、令和4~5年度までの期間、研究チームを率いることになります。
 今回の採択を受けて宝田教授は、「本採択課題では、これまで多くの方々のご支援をいただきながら開発を進めてきたiPS細胞由来ヒト軟骨前駆細胞について、その研究成果を患者様に届ける前段階として重要な品質・安全性の試験を実施します。より一層精進を重ねる所存ですので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします」とコメント。2年間の研究活動に意欲を見せました。今後の宝田教授らの研究チームの活動にご期待ください。
 本学は文部科学大臣より橋渡し研究支援機関として認定されており、本学のみならず広く大学・研究機関の研究シーズの育成、橋渡し支援を実施しています。これからも次世代医療に向けた有望な研究シーズを発掘し、医薬品や医療機器として実用化するまでの過程をさまざまな面から支援し、新たなヘルスイノベーション創出に寄与できるよう精力的に活動していきます。
 なお、本件は2022年4月5日にAMEDのホームページに掲載されました。


※POC(Proof of concept):新薬候補物質や新技術の効果、安全性等が、動物実験やヒト臨床研究において認められること

<参考>
本学が文部科学大臣より橋渡し研究支援機関に認定されました(岡山大学「新着ニュース」2021.12.24)


【本件問い合わせ先】
<研究内容に関すること>
 学術研究院 医歯薬学域(医学系)組織機能修復学分野 教授 宝田剛志
 TEL:086-235-7407
 https://www.okayama-u.ac.jp/user/syuufuku/index.html

<橋渡し支援に関すること>
 岡山大学病院 新医療研究開発センター 橋渡し研究部 橋渡し研究支援室
 TEL:086-235-7019
 E-mail:kenkyuu-seeds-hyouka◎adm.okayama-u.ac.jp
     ◎を@に置き換えてください
 http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/center/index2_1.html

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