7月22日、岡山大学津島キャンパスにおいて皆既日食の観測会が行われました。
皆既日食が日本上で観測されるのは、46年ぶりということでマスコミ等でも大きな話題となりましたが、津島キャンパスでも「かいのき児童クラブ」の子どもをはじめとした150人以上が集まっての日食観察会がおこなわれました。岡山では残念ながら皆既日食にはなりませんでしたが、それでも最大時には太陽の80%以上が隠されるなかなか見応えのある日食でした。
日食当日の朝、前の晩に降った雨はあがったものの曇り空の下で観察会の準備は進められました。食が始まっても依然として太陽は雲に隠れたままなかなか姿を見せてくれません。しかし食が進むにつれて雲の切れ間から太陽が顔を覗かせるようになり、食分が最大となった時刻の前後数10分間は細い三日月形の太陽を観察することができました。特に学生が自作した全長5メートルのダンボール製ピンホール太陽観察筒は期待通りの性能を発揮し、参加者はスクリーンに映し出された三日月形の太陽に見入っていました。
資料提供:日食観察会実行委員会
皆既日食観測会を開催
2009年07月23日