本学理学部3年の塩田理史（さとし）さんが、第22回岡山市人見絹枝スポーツ顕彰の特別スポーツ栄誉賞を受賞し、2月25日にピュアリティまきび（岡山市北区）で表彰式が行われました。
　岡山市人見絹枝スポーツ顕彰は、同市出身で日本人女性初のオリンピックメダリストである人見絹枝氏の功績にちなみ、同市のスポーツ振興の一環として、平成13年に創設された賞で、「岡山市民スポーツ栄誉賞」「特別スポーツ栄誉賞」「スポーツ栄誉賞」「スポーツ功労賞」の4種類の表彰区分があります。
　今回、塩田さんが受賞した「特別スポーツ栄誉賞」はオリンピックや世界選手権大会などで特に優秀な成績を収めた選手が対象です。昨年9月に行われた車いすバスケットボールU-23世界選手権に日本代表として塩田さんが出場し、日本の初優勝に貢献したことから本学が岡山市に推薦しました。
　表彰式では、受賞者を代表して、塩田さんが大森雅夫岡山市長に対して謝辞を述べました。塩田さんは、受賞について「今回の受賞を大変光栄に思っています。これを励みに、今後は全年齢での日本代表選出やパラリンピックを目指して一層頑張っていきたいです」と話しました。
　塩田さんは、倉敷市の車いすバスケットボールチーム「岡山WBCウィンディア」でブレーし、現在は来年パリで開催されるパラリンピックでの日本代表入りを目標としています。また、岡山県のテレビ局や新聞社の記者がこの1年間に国際大会などで活躍した岡山ゆかりの選手や団体を称える「第62回岡山スポーツ賞」の受賞者にも選出されています。

【参考】
▼岡山市HP
▼岡山大学広報誌いちょう並木（No.101）

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