10月28日、鳥取県三朝町で開催された外国人を対象とした防災研修に、本学惑星物質研究所の外国人教職員、留学生、その家族を含めた11人が参加しました。
この取り組みは、被災経験の少ない外国人の方が自然災害の多い日本で暮らしていく上で、大雨や台風、地震などの災害が発生したときに、自分の身を守るための防災に関する知識を「やさしい日本語」を使いながら楽しく学習することを目的に、鳥取県国際交流財団と鳥取地方気象台の協力のもと、開催されたものです。
当日は、鳥取地方気象台による実際の災害の動画や写真、パネルなどを使用した自然災害の説明、液状化の再現実験、外国人向け災害時情報提供アプリ「Safety tips」の紹介があったのち、鳥取県国際交流財団からは、防災の知識に関する2択クイズや、防災グッズの紹介がありました。また、災害時に飼育しているペットをどうしたらよいかといった質問には、質問者の心情に寄り添った回答がされるなど、研修会は和やかな雰囲気で進められました。
参加者からは、「防災研修に参加するのは、初めてでした。研修は、とても楽しく有益で、役に立ちました。このようなイベントを企画していただき、本当にありがとうございました」、「実践的な情報がわかりやすくまとめられていて、楽しみながら学ぶことができました」とのコメントがありました。
このような取り組みを実践した三朝町からは、「今回の研修を生かして、今後も防災に関する連携を深めながら、住民や地域の方に喜んでもらえる企画立案に取り組みたい」との抱負が述べられました。
惑星物質研究所は、これからも地域との連携・協働に、継続して取り組んでいきます。
【本件問い合わせ先】
惑星物質研究所庶務担当
Email: eee0502◎adm.okayama-u.ac.jp
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外国人教職員・留学生が防災研修で日本の災害を学習
2023年11月10日