国立大学法人 岡山大学

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令和5年度第4期中期目標・中期計画 「教育に関する目標を達成するための措置」に関する外部評価委員会を開催

2023年11月30日

 本学は、11月24、25日に第4期中期目標・中期計画に掲げる「教育に関する目標」の達成に向けた令和5年度外部評価委員会(以下「委員会」)を開催しました。
 本委員会は、令和4年度の取り組みを評価した本年6月開催の委員会以降、今回の開催に向け、外部評価委員の方々を交えて実施のあり方の検討を重ねてきました。検討の中では、委員会は学外の方々から本学に対する評価を受けるものですが、外形にとらわれて本音での意見交換が生まれない形式となりがちなところをどう超えるか、また来年6月の委員会をいかにしてより効果的なものとするかについて話し合いました。その結果、本年6月以降の中期計画に関する進捗に対するフォローアップ(来し方の進展確認)と、翌年度の評価を実りあるものとするためのフィードフォワード(行く末の軌道修正)を念頭に、委員会を外部評価委員と本学関係者による相互の信頼関係構築の場と位置付けることとし、今回の開催に至りました。
 本委員会では、現場担当者、関係者と外部評価委員とのディスカッション、大学執行部と外部評価委員との懇談、あるいは中期目標・中期計画にとらわれない、教育改革に関する現場レベルの事項を論点とした意見交換などを中心に実施しました。
 委員会の冒頭、那須保友学長からの開会あいさつに続き、外部評価委員から開催趣旨の説明がありました。最初に行われた学士課程教育の再構築(本学では「Target2025」と呼称)に関する外部評価委員とのディスカッションでは、英語教育と課題探究それぞれの授業科目開発状況と今後の見通しについて議論しました。それと平行して同時間帯に、中期計画に関する進捗と発展策などについて、入学者選抜(特別選抜)、教学マネジメントシステム及びFD活動を取り上げ、外部評価委員との意見交換を行いました。
 続いて菅誠治理事(教学担当)との懇談の後、那須学長、三村由香里理事(企画・評価・総務担当)を加えた執行部3人を交えての懇談を行いました。この他、中期計画にとらわれない教学関係の課題やテーマに関するものを論点に、アンケート設計、入学前教育、学務部職員のあり方など9つの事項について意見交換を行い、外部評価委員の経験と見識から多くの建設的で前向きな助言や提言がありました。
 外部評価委員からは、本学における教学の展開に携わる各層の教職員と外部評価委員との忌憚のない検討を踏まえて「縦割りの垣根を越えた横連携が図られつつあることを確認できたことは有益であった」とする一方、「教育改革の達成に向けては学内外に向けた情報発信が必要である」とのコメントがあり、最後に教学企画室長である菅理事が、外部評価委員に謝意を述べ閉会しました。
 本学は今回の委員会において生まれた助言や提言などを引き続き教学運営に生かし、第4期中期目標・中期計画の達成に向け取り組んでいきます。

【外部評価委員(敬称略、◎は委員長)】
谷口 説男◎(九州大学名誉教授)
淺野 昭人(学校法人立命館常務理事、立命館アジア太平洋大学副学長)
山内 乾史(佛教大学教育学部教授、神戸大学名誉教授)
佐藤 万知(京都大学大学院教育学研究科准教授)
大浦 弘樹(東京理科大学教育支援機構准教授)※欠席
立石 慎治(筑波大学教学マネジメント室助教、国立教育政策研究所フェロー)

【関連リンク】
岡山大学教学企画室Webサイト:
第4期中期目標・中期計画「教育に関する目標を達成するための措置」に関する外部評価委員会

【本件問い合わせ先】
岡山大学教学企画室/学務部学務企画課
TEL:086-251-7172

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