本学医学部医学科は、日本医学教育評価機構（JACME）による2巡目の医学教育分野別認証評価を受審し、2巡目も「認定」の判定を受けました。
　日本の医学教育を世界医学教育連盟（WFME）が定める国際基準に対応させるために、2013年度から日本医学教育評価機構（JACME）により、国際基準に基づく医学教育分野別評価がはじまりました。この認定を受けた大学は、医学教育の質が国際基準に適合していることを証明された大学であり、その大学の卒業生は、Educational Commission for Foreign Medical Graduates（ECFMG）が実施する米国医師国家試験 （USMLE） 受験資格審査試験を受験することができます。
　本学医学部医学科は、2016年度に医学教育分野別認証評価（１巡目）を受審し、国際基準に適合していることが認定されました。１巡目の認定期間が今年3月31日に期限を迎えるため、2023年度に2巡目を受審しました。自己点検による評価を行った後、2023年5月16日～19日にかけ、先に日本医学教育評価機構（JACME）に提出した自己点検評価書をもとに、日本医学教育評価機構（JACME）から派遣された7人の評価員による実地調査を受けました。自己点検評価書による書面調査と実地調査の結果、1月19日付けで、本学医学部医学科が実施している医学教育の質が国際基準に適合していることが認定され、そのことを証明する認定証が本学医学部医学科に届きました。
　医学教育分野別認証評価は、各医学部が教育プログラムの実施状況を振り返り、自ら問題点を見つけ、外部評価の判定を基に教育の質を改善していくプロセスを作ることを目的としたものです。今後も継続的な自己点検、改善が求められます。本学医学部医学科では、今回の評価報告書に記載された「特色ある点」をさらに伸ばし、「改善のための助言／示唆」をもとに改善していきます。


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医歯薬学総合研究科等学務課教務グループ医学科担当
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