国立大学法人 岡山大学

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岡山大学の「BIZENエコシステムによる地域産業振興事業」がAMED「優れた医療機器の創出に係る産業振興拠点強化事業(スタートアップ支援強化枠)」に採択

2024年07月08日

 岡山大学病院新医療研究開発センターの内田大輔講師(特任)、櫻井淳教授、前田嘉信病院長らは、これまでの岡山大学における医療機器開発支援、スタートアップ支援実績を軸として、「BIZENエコシステムによる地域産業振興事業」を計画し、令和6年6月25日付で、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「優れた医療機器の創出に係る産業振興拠点強化事業(スタートアップ支援強化枠)」に採択されました。本事業は、革新的医療機器をわが国において創出できる体制を整備するため、医療機器産業等の人材を育成・リスキリングし、医療機器の創出を一貫して把握した高度人材の創出及び医療機器のスタートアップ企業の振興ができる拠点の整備を目的としたものです。本学を含めて7施設が採択されました。
 本学は、これまでAMED次世代医療機器連携拠点整備等事業(2019年度~2023年度)の採択を受け、医療機器開発人材育成とスタートアップ創出を目指したオープンイノベーションプログラムBIZEN(Business Innovation Zone for Entrepreneurship)を整備してきました。このプログラムを核とした医療機器開発エコシステムの構築を本学のオープンイノベーション目標として掲げています。BIZENが中心となって、プロジェクトの特性・ステージに応じた適切なコアマネジメントを行う開発・事業化スキームを確立し、医療機器開発からの事業化・スタートアップを通して、岡山から世界へ進出できるようなプロジェクトを育て、地域産業の活性化に繋げていきます。
 さらに本学は、昨年度に文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」(実施主体:日本学術振興会)に採択されており、社会変革を目指した研究・イノベーション活動を戦略的に実施しています。特に医療・ヘルスケアの革新的技術開発により、社会を変革することは岡山大学病院並びに医療系部局の重要なミッションの一つであり、今回の「優れた医療機器の創出に係る産業振興拠点強化事業(スタートアップ支援強化枠)」への採択は、J-PEAKSの活動をさらに加速させるものです。
 今後も医療ヘルスケアを取り巻くさまざまな課題に対して、拠点の機能を生かした取り組みを推進してまいります。引き続き地域中核・特色ある研究大学、岡山大学病院の取り組みにご期待ください。


【本件問い合わせ先】
岡山大学病院 新医療研究開発センター
岡山大学 研究・イノベーション共想機構医療系本部
TEL:086-235-6979
E-mail:iko-renkei◎okayama-u.ac.jp
    ※◎を@に置き換えてください。

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