11月21日、三菱鉛筆関西販売株式会社の協力のもと、医学部保健学科検査技術科学専攻に所属する3、4年生の学生14人が、利用者が使いやすいデジタルタッチペンについて、同社の山口仁資係長らとともにディスカッションを行いました。
今回のディスカッションは、10月6日に吉備中央町で開催された「わっしょい和んさか吉備高原フェスタ」で「きびアプリ」の登録サポートに参加した学生が、高齢者の方がスマートフォンを指でうまく操作できないことがあると気が付いたことをきっかけに、実施しました。
12月には、吉備中央町に本学学生が出向き、吉備中央町役場企画課や「きびアプリ」を開発したインクルーシブスクエアに、意見交換の内容も含めた「きびアプリ」の登録推進に向けて学生目線での提案を行う予定です。また、年明けには「きびアプリ」の登録サポートに出向き、実際にデジタルタッチペンを使用して、どのようにすれば利用者がより使いやすくなるかなどの調査も行う予定です。
本活動は、本学が採択を受けている文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の取り組みの一環です。地域住民の方々が抱える課題をデジタルの力で解決することを推進するため学生がサポートを行なっています。引き続き、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学の活動にご期待ください。
<参考>
○J-PEAKS事業で医学部保健学科の学生がイベントに参加 町の便利アプリの使い方をサポート
○「きびアプリ」
町の情報・健康・母子手帳・暮らし相談・買い物・移動サポート等のサービスを利用できる「町民向けポータルアプリ」。
吉備中央町はデジタル田園健康特区に指定されており、本学はそのアーキテクトとして関与しており、「きびアプリ」を含めたデジタル技術の活用促進に取り組んでいます。
【本件問い合わせ先】
大学院医歯薬総合研究科等学務課
保健学科・保健学研究科担当
TEL:086-235-7984
J-PEAKS事業で医学部保健学科の学生が企業と意見交換 タッチペンをより使いやすく
2024年11月28日