国立大学法人 岡山大学

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「ダイバーシティ&インクルージョンデイズ/Diversity and Inclusion Awareness Days」を開催

2025年01月09日

 ダイバーシティ推進本部では、本学におけるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を推進するため、11月から12月にかけて「ダイバーシティ&インクルージョンデイズ/Diversity and Inclusion Awareness Days」を開催し、D&Iに関するさまざまな取り組みや情報発信を行いました。
 11月15日には、岡山外語学院の中島正恵氏、佐藤恭子氏を招き、「やさしい日本語研修」を開催しました。「やさしい日本語」とは、簡易な表現やふりがな、簡単な文構造を用いて日本語に不慣れな人にわかりやすく情報を伝えるために考案されたものです。研修前半では、日本では「空気を読む」文化があるため、言語化されていないルールが多く、日本語には曖昧な表現が多いという背景が紹介されました。その上で、相手にわかりやすく正確に日本語で伝えるためのコツを学び、参加者は熱心に聴講しました。後半は、日常的な日本語表現を「やさしい日本語」に言い換えるワークショップを実施。参加者は、自分の表現が、日本語に不慣れな人に伝わらない可能性に気づき、ゲーム感覚で試行錯誤しながら、より実践的な学びを得ました。
 また、11月29日に、グッドジョブセンターの業務体験会として、本学のシンボルでもあるいちょう並木の落葉清掃を行いました。体験会には、那須保友学長、三村由香里理事(企画・評価・総務担当)及び袖山禎之理事(財務・施設担当)・事務総長をはじめ、学生・教職員合わせて23人が参加しました。
 12月9日には、教職員・学生を対象としたボッチャ大会を開催し、学生・教職員合わせて16チームが参加し、熱戦を繰り広げました。準決勝では、グッドジョブセンターの2チームが、学生チーム、職員チームにそれぞれ勝ち、グッドジョブセンター同士の決勝戦となりました。
 その他、11月11~29日の間、全教職員と学生を対象として「合理的配慮」に関するオンライン研修を実施し、合計1,078人が受講しました。受講者からは、「合理的配慮について、改めて考えるきっかけになった」、「少し理解が深まった」といった感想が寄せられました。建設的な対話を通して、その時々の状況に応じた合理的配慮を行うことで、障がいの有無にかかわらず、互いにその人らしさを認め合うことが、共生社会の実現において重要です。本学は、今後もD&I推進に対する意識を高め、互いの価値を尊重し合う組織づくりを進めていきます。

〇D&Iデイズのその他の取り組みについては、ダイバーシティ推進本部HP をご覧ください。

【本件問い合わせ先】
総務・企画部人事課ダイバーシティ推進室/グッドジョブセンター事務室
TEL:086-251-7303/7336

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