1月16日、本学は岡山放送株式会社、株式会社両備システムズと共催し、鹿田キャンパスのJunko Fukutake Hallにおいて、「ダイバーシティ&インクルージョン・フォーラム in OKAYAMA 2025」を開催しました。本フォーラムは、岡山を「福祉の聖地」にするため、「岡山が目指すべき未来」について語り合うことを目的としています。当日は約150人が訪れ、誰もが快適に暮らせる社会について考えました。
フォーラムは2部構成で行われました。第1部では、「岡山で胎動するインクルージョン」と題して、岡山大学病院聴覚支援センターの片岡祐子准教授らが講演を行い、岡山のインクルーシブ活動を紹介しました。片岡准教授は、日本の聴覚障がい者支援の現状や、難聴の当事者から聞き取って作成した冊子の紹介を行いました。
第2部では、那須保友学長らが、ウェルビーイングな社会を作るためのアイデアを共有するパネルディスカッションを行いました。
エンディングでは、本学SDGsアンバサダー・Copain(コパン)が作成した手話動画が流れ、動画の曲に合わせて、参加者が一緒に手話をする様子が見られ、会場全体に一体感が生まれました。また、会場の装花は本学華道部が担当し、会場に華やかな雰囲気を添えました。
本フォーラムは、手話通訳や要約筆記、グラフィックレコーディングを取り入れ、障がいの有無に関わらず、誰もが参加し理解を深めることができる会となりました。
最後に、狩野光伸副理事(SDGs・ダイバーシティ&インクルージョン担当)が「これからも、ともに「ワクワクドキドキ」しながら、考える機会をつくりましょう」と述べ、フォーラムを締めくくりました。
【本件問い合わせ先】
岡山大学 SDGs推進本部
研究・イノベーション共創管理統括部 社会共創課
TEL:086-251-8491
「ダイバーシティ&インクルージョンフォーラム in OKAYAMA 2025」を開催
2025年01月23日