国立大学法人 岡山大学

LANGUAGE
ENGLISHCHINESE
MENU

総合技術部テクニカルリサーチャー(TR)2024年度成果報告会を開催〜地域中核・特色ある研究大学:岡山大学の技術力基盤強化と次世代技術人材の実践的育成〜

2025年04月28日

 本学技術統括監理本部を構成する組織の一つである総合技術部は3月26日、本学津島キャンパスの農学部附属フィールド科学センター講義室で、テクニカルリサーチャー(TR)4人の成果報告会を開催し、同部機器分析・動植物資源技術課の技術職員、フィールド科学センター長や教員など15人が参加しました。
 TRとは、本学の大学院生を技術補佐員として雇用し、総合技術部の技術業務および教育支援業務等を1年間補佐することで、本学における技術力基盤の強化を図るとともに、学生の研究力・指導力・実務への適応能力等を向上させ、次世代を担う技術職員や技術的知見を基にして社会変革を成すナレッジワーカー等の育成強化を目的とした本学独自の取り組みです。
 成果報告会では、TRが担当した業務内容を紹介。主に取り組む機会の多かったブドウの管理法について詳しく報告しました。TRからは「多岐にわたる作物の栽培管理方法を体系的に学ぶことができた」、「自身の研究対象である作物以外の知識を得ることができ、非常に有意義な時間を過ごすことができた」といった有意義な学びへの前向きなコメントがありました。
 また、総合技術部本部長である佐藤法仁副理事(研究・産学共創総括担当)・副学長(学事担当)・上級URAは、「技術の仕組みを理解することは、科学的な知見を養うだけではなく、他のさまざまな事案に当たる際に役立つものだと思います。TRの実践的育成を今後も進め、知識・知恵から社会を変革できるナレッジワーカーの輩出を進めていきます」とコメントしました。
 TR制度は、本学が採択された文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」(実施主体:日本学術振興会)の一つである研究基盤の強化等に資する取り組みでもあります。従来の習慣や思考にとらわれず、さまざまな制度等を素早く企画・立案・実行し、かつ改善していくことで、わが国の研究力とイノベーション創出強化、そしてナレッジワーカーの輩出を推進、先導します。岡山大学はどんどん変わっていきます。引き続き、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学と総合技術部へのご支援と、テクニカルリサーチャー(TR)の活躍にご期待ください。

【本件問い合わせ先】
岡山大学総合技術部 事務室
E-mail:sougougijutsubu◎adm.okayama-u.ac.jp
    ※◎を@に置き換えてください。
総合技術部HP

年度