6月24日、文部科学省の藤原章夫事務次官が本学を訪問し、異分野基礎科学研究所および共創イノベーションラボ(KIBINOVE)を視察するとともに、本学の研究・教育活動について意見交換を行いました。
藤原事務次官はまず、異分野基礎科学研究所で、クライオ電子顕微鏡を視察。沈建仁教授から最新技術とそれを活用した研究成果について説明があり、那須学長からはこれらが共用機器としても役立っている点について紹介がありました。藤原事務次官はその高度な研究環境に深い関心を示した様子でした。
その後、KIBINOVEに移動し、那須学長自らが施設を案内。産学官民連携の拠点としての役割や地域課題への取り組み、教員の研究時間の確保やスキル向上などについて説明と意見交換が行われました。藤原事務次官は施設の設計や機能性を高く評価し、今後の活用に期待を寄せていました。
今回の訪問を通じて、藤原事務次官は本学の取り組みに対する理解と期待を深めた様子でした。
本学は、地域中核・特色ある研究大学として、今後も地域社会や産業界との連携を一層強化し、大学の知を社会に還元する取り組みを積極的に進めていきます。どうぞ本学の取り組みにご期待ください。
○共創イノベーションラボ(KIBINOVE:きびのべ)について
【本件問い合わせ先】
岡山大学研究力・イノベーション創出強化実現会議
(担当窓口:研究・イノベーション共創管理統括部 研究協力課)
TEL:086-251-8442
E-mail:innovation◎adm.okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています
文部科学省の藤原章夫事務次官が本学を訪問-最先端研究施設を視察-
2025年06月25日