8月29日、新潟大学(五十嵐キャンパス)にある同大日本酒学センターにおいて、「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)取り組みに関する採択校の連携強化に向けた意見交換会」が開催され、本学および新潟大学、北海道大学、東京農工大学の4校が参加しました。本学からは三村由香里理事(企画・評価・総務担当)のほか、本学J-PEAKSリエゾンの佐藤法仁副理事(研究・産学共創総括担当)・副学長(学事担当)・上級URA、事務からは研究・イノベーション共創管理統括部の河本雅紀部長、総務部人事課の森本由美子課長が出席しました。新潟大学からは川端和重理事(総括・社会連携担当)、堀江直純理事(総務・財務・施設担当)、東京農工大学からは清水郁子副学長(教育担当)、北海道大学から山内太郎総長補佐・大学院保健学研究院教授、そのほか各校のURAやJ-PEAKS担当者、事務担当者らが出席し、J-PEAKS事業の今後の展開に向けて、活発な意見交換が行われました。
本会では、研究・イノベーション推進体制や人事制度、地域共創による研究の活性化などを中心に議論が展開され、各大学が抱える課題やJ-PEAKSにおける取り組み事例を共有しました。また、本学からは、「J-PEAKSを活用した大学経営改革」と題し、URA制度や人事戦略に関する取り組みなどを紹介しました。参加者からは、大学間の垣根を越えた研究大学群としての協力の可能性に対する期待の声が多く寄せられました。
意見交換会後には、会場となった新潟大学日本酒学センターの施設見学なども行われ、この場でも活発な意見交換が行われました。
今回の意見交換会について本学J-PEAKSリエゾンの佐藤副理事・副学長・上級URAは、「令和5年度採択校と令和6年度採択校との間の情報共有を深めること、さらにはサイトビジットでは聞けなかった点などをより深く議論するなどで、『共にできることは共に』を広められるとともに、我が国の科学技術・イノベーションの振興を支える研究大学群の活性化につながると思います。私たち大学は、特に研究大学は変わらなければいけません。それも本学だけではなく、研究大学群として変わらなければいけないと思います。引き続き、あらゆる取り組みにスピード感を持って挑んでいきたいと思います」とコメントしました。
本会を通じて、採択校間の信頼関係が一層深まり、J-PEAKSを基盤とした連携の深化に向けた新たな一歩が踏み出されました。今後も、各大学が連携を強化しながら、我が国の研究大学群の形成や社会変革など、本事業の価値を高める取り組みを推進していきます。引き続き、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学と、J-PEAKS採択校の取り組みにご期待ください。
○三村理事のコメント
本学では現在、J-PEAKSに関連したさまざまな改革を進めておりますが、本学単独の取り組みにとどまらず、J-PEAKS採択校が連携し、ともに高みを目指すことが重要です。今回、他大学の皆さまと職種の垣根を越えて意見交換を行い、互いに刺激を受けながら学び合えたことは、今後の取り組みに向けた意識の醸成につながる、大変有意義な機会となりました。ぜひJ-PEAKS採択校の挑戦にご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。
<参考>
・岡山大学「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」ホームページ
【本件問い合わせ先】
岡山大学総務部人事課
TEL:086-251-7022
E-mail:abg7025◎adm.okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。
地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)採択校の連携強化へ ~4大学が集まり研究大学群の形成強化などの意見交換会を開催~
2025年09月17日