本学研究・イノベーション共創管理統括部研究協力課の齋藤恵美事務職員(特任)は、10月8~15日にかけて、フランス・ソルボンヌ大学科学技術工学部において国際連携に関する研修を行いました。
本研修では、連携先の学生および教職員との交流事業に関する打ち合わせを行うとともに、欧州の主要な国際教育・研究プログラムである「Horizon 2020 Framework Program」の事業の総会の視察や「Erasmus+ program」の担当教職員らとの情報交換を実施。さらに、同学部で開催された「Erasmus+ Days」において、国際連携の取り組みを、本学より派遣されている学生の金森健太朗さん、LI Zhihaoさん、JEONG Jiseongさん(大学院環境生命自然科学研究科)とともに紹介しました。
本学とソルボンヌ大学科学技術工学部は、これまでに2度にわたりErasmus+ programを実施しており、今回の研修では、未来に向けての教職員・学生交流事業の強化について意見交換も行うなど、両大学の協力関係をさらに深化させる重要な機会となりました。
今回の国際連携研修について、齋藤事務職員(特任)は「ソルボンヌ大学において確実に「岡大Love」が生まれていることを目撃しました。これは、両大学が地道に構築してきた研究・教育に対する信頼関係の成果といえます。研修期間中に得た知識やネットワークを今後の日々の業務に生かしていきたいです」とコメントしました。国際的な業務などの知識を習得しながら、今後も岡山大学への持続的な貢献が期待されます。引き続き、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学と、その一翼を担う事務職員の成長に、どうぞご期待ください。
〇那須保友学長のコメント
本学は地域中核・特色ある研究大学として、さまざまな国際戦略を進めていますが、「国際」は特別なものではなく、大学法人経営の当たり前のこととして、進めることも大切だと思います。また、どうしても教員が中心になって行うことが多いですが、本学では教職協働、特に事務職員の高度化を強化推進している点から、今回の齋藤事務職員(特任)のように職員が主体性、当事者意識を持って活動することを奨励、サポートしています。引き続き、さまざまな取り組みに挑戦する職員らの行動にご期待ください。
<参考>
・異文化環境におけるイノベーション創出をテーマに共創活動~欧州HESPRIとの国際連携~
【本件問い合わせ先】
研究・イノベーション共創管理統括部 研究協力課 齋藤恵美
E-mail:saito-e◎adm.okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。
研究・イノベーション共創機構HP
ソルボンヌ大学で国際連携研修~Erasmus+ programとHorizon 2020視察~
2025年11月27日