国立大学法人 岡山大学

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岡山大学保育所なかよし園で発表会を開催

2025年12月11日

 岡山大学保育所なかよし園は12月3日、発表会を開催し、3歳児から5歳児クラスの園児34人が、合唱・合奏・演劇のステージに挑みました。会場には、朝早くから保護者の皆さんが集まり、温かな拍手に包まれながら幕が上がりました。
 最初に登場したのは3歳児クラスのぞう組。保護者を前にして、少し緊張した表情の子もいましたが、曲が流れ始めると笑顔になって「どんないろがすき」を元気よく歌いました。ぞう組にとって初めてとなる演劇では、可愛らしい衣装に身を包み、一生懸命練習したセリフや歌を披露。会場はほっこりとした空気に包まれました。カスタネットを使った「たのしいね」の合奏では、小さな手でカスタネットを懸命に鳴らす姿に保護者の方から笑みがこぼれていました。
 続いて、4歳児クラスのきみどりらいおん組の登場。子どもたちが大好きな合唱「ようかいしりとり」では、歌に合わせて表情を変えながら元気な歌声を披露し、演劇「ももたろう」では子どもたち手作りの小道具を身に着け、ホールいっぱいに響く声と楽しい演技で会場を沸かせました。また、合奏「にじのむこうに」では、太鼓・トライアングル・タンバリン・カスタネットなどの楽器を使って演奏。練習ではリズムを取ることに苦戦したものの本番は見事に成功。演奏が終わると、ずっと真剣な表情だった子どもたちが、達成感に満ちたとびきりの笑顔を浮かべていました。
 発表会のクライマックスを飾ったのは、5歳児クラスのみどりらいおん組。合奏「勇気100%」では、難しい楽器にも挑戦し、みんなの音と心を一つにして、今までで一番良い演奏をすることができました。演劇「さるかに昔話」では、年長組らしく、自分たちで表現方法を工夫し、それぞれの役になりきって演じることができました。各登場人物に扮した姿はとても愛らしく、ストーリーが進むにつれて、会場からは笑い声や歓声があがり、迎えたフィナーレでは、保護者からの大きな拍手が鳴り止みませんでした。さらに手話も交えた「にじ」では息の合った手話を披露し、「世界がひとつになるまで」の合唱では、保育園最後の発表会にふさわしい見応えのあるパフォーマンスで感動的に締めくくりました。
 今回の発表会は、子どもたちの成長と努力、そしてクラスの仲間とのつながりが感じられる温かな時間となりました。緊張しながらも精いっぱい取り組む姿に、保護者からは「こんなことができるようになったんだね」と感動の声が多く聞かれました。大舞台を終えた子どもたちの、次の挑戦にも是非ご期待ください!

【本件お問い合わせ先】
総務部ダイバーシティ推進課
TEL:086-251-7303

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