本学は12月16日、附属中学校1年生を対象にキャリア教育講演会を開催し、那須保友学長が講演しました。
今回の講演は、キャリア教育の一環で、附属中学校1年の生徒たちから「那須学長からお話を聞きたい!」との要望が出てきたことで実現したもので、那須学長が、「自身の体験」や「岡山大学附属中学校で学ぶことの意義」について話し、生徒が講演を通して、自身の長所や可能性に気付き、将来に向けて何かを考えるきっかけとすることを目的に開催されました。
那須学長は「学長からのメッセージ 人生において大事にして実践してきた言葉」と題して、自身がこれまでの経験を振り返りながら、資料に示した「大事にして実践してきた言葉」を一つひとつ説明していきました。
そこから、今後人生に迷うときはこれらの言葉を思い出してもらいたいこと、自分を律してから、自分の周囲を律するように行動すること、夢はいくつになっても見つけることができるので、考えることを継続してもらいたいこと、お金を儲けることを目的とせず、社会に貢献していくことを考える人となってもらいたいこと、人に感謝することが基本であること、これからの人生は選択の連続だが、自分が選んだ道は自分で正解に変えていけばいいことなど、生徒たちへ求める熱い想いを語りました。
講演後、代表の生徒から、「現在、学年で高い関心を持っている将来に向けて実践していきたい言葉や考え方について具体的なお話を聞きとても大きな学びとなりました。夢はいくつになっても見つけられる、見つけようという気持ちが無ければ見つけることはできないとのお話を聞いて、日々多様な視点を持って、目の前の課題に向かっていきたいと思いました。また、人に感謝することは人間の基本だ、ということを大事にしながら意識的に感謝を伝えていきたい。1年生の大きな課題である「話を伝えること」「聞くこと」を改善するため、課題を自分事として捉え、人のことを考えて行動することを目標にして努力していきたい。教えていただいたことを心に刻み、目の前の課題を一所懸命考えて行動し、将来、社会に貢献できる人間になれるよう努力を積み重ねていきたい」と、講演に対する感謝の言葉が述べられました。
講演を聞いた生徒たちの顔は、これからの未来に向かう決意が感じられ、清々しい様子でした。
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附属中学校で那須学長が1年生へ講演
2025年12月23日