国立大学法人 岡山大学

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「自転車先進都市おかやまシンポジウム」開催

2012年06月06日

 本学と岡山商工会議所は6月5日、創立五十周年記念館で「自転車先進都市おかやまシンポジウム」を開き、学生や行政・企業関係者ら約150人が、自転車を有効活用した理想的なまちづくりについて考えました。
 岡山商工会議所の若林昭吾副会頭と、本学地域総合研究センター(AGORA)の三村聡教授が基調講演。若林副会頭は、自転車道や駐輪場の整備、コミュニティサイクルの導入やマナー教育の必要性を説明した上で、「使う人が『便利』と感じないと、どんな設備や制度も定着しない」と訴えました。三村教授は自転車政策の先進地である英国、フランス、スウェーデンなどの都市の事例として、自転車用に整備された地下道や、自転車を載せられるタクシーなどを紹介し、「日本では自転車=歩行者的感覚が抜けない。車両として他の交通機関と連動して政策を考えていかねば」と呼びかけました。
 続いて「自転車王国おかやまの可能性」と題しパネルディスカッション。若林副会頭がコーディネーターを務め、三村教授のほか、高橋圭子・岡山放送アナウンサーと筒井祐治・岡山市都市整備局長が、研究者、市民、行政というそれぞれの立場から、岡山市の現状や要望について話し合いました。


<写真>自転車先進都市について話し合ったパネルディスカッション

【本件問い合わせ先】
総務・企画部企画・広報課
TEL:086-251-8416

(12.06.06)

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