１０月２１日、ホームカミングディの行事の一つとして、小長啓一同窓会会長（元通商産業省事務次官）による「岡山大学の新しい地平を開こうー創立時の原点に立ち返りながらー」と題した特別講演が開催されました。
小長会長は、本学は旧制第六高等学校の精神を継承し、部活動などを通じ、心友を獲得することに重きをおく校風があったと自らの体験を元に振り返り、現代の混迷を極める世界においては、岡山大学は創立時の原点に立ち返り、教職員・学生・同窓生が一致協力して立ち向かう必要がある。優秀な研究を基に食糧や水の問題、エコの分野などで日本一を目指し、さらに外国人留学生を地域ぐるみで受け入れるなど、新しい地平を開いていくべきだと力強く語られました。また、サウジアラビアでのユーモラスな体験など、深い経験に裏打ちされた講演に、卒業生や教職員・学生ら会場を埋めた約３００人の聴衆は、興味深く聞き入っていました。
夕方からは懇親会が開催され、同窓生たちは学友や教職員・現役学生との話に花を咲かせ、最後には本学体育会応援団総部が学生歌「おお岡大」を合唱したあと、参加者全員でエールを送り、盛況のうちにホームカミングディは幕を閉じました。
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小長啓一氏講演会「岡山大学の新しい地平を開こうー創立時の原点に立ち返りながらー」を開催
2009年10月21日