国立大学法人 岡山大学

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「水」の活用方法を探る フューチャーセッションを開催

2013年06月06日

 本学は、文部科学省の 革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)に提案した「水」の活用方法や未来について、多様な立場から解決すべき問題を提起し、対話を通してより良い未来を実現する解決策を構築する「第2回フューチャーセッション(Future Session)」を6月4日、本学研究推進産学官連携機構で開催しました。
 セッションでは、大学院自然科学研究科(理論化学研究室)の松本正和准教授が、「氷の融け方を探る」と題して講演。私たちの周りにありふれて存在する「水」に注目し、その科学的性質や特性についてわかりやすく説明しました。これまで解明されていなかった氷が解ける詳細な過程についても、最新のシミュレーションを用いて解析した研究成果を紹介。「融け方」を科学するとさまざまな物質の性状分析につながり、産業応用化に向けたよりよい物質の開発ができると話しました。参加した本学の山本進一研究担当理事や研究推進産学官連携機構の各本部長ら、産学官融合センター長、リサーチ・アドミニストレーター(URA)はそれぞれの立場から意見を述べ、研究成果の積極的な活用や研究力向上について熱心に対話しました。
 本学は、革新的イノベーションや高付加価値産業の創出、リサーチ・ユニバーシティ(研究大学)につながる積極的な研究推進・研究力向上を精力的に行っています。第3回フューチャーセッションは6月7日、大学院自然科学研究科(計測システム工学研究室)の紀和利彦准教授が「先端研究スマートグリッド型メディカルフォトニクス都市創造拠点」と題して講演する予定です。

第1回フューチャーセッションはこちら
//www.okayama-u.ac.jp/tp/news/news_id2464.html

【本件問い合わせ先】
URA執務室
TEL:086-251-8919

(13.06.06)


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