国立大学法人 岡山大学

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「情報」を活用し社会革新を探る フューチャーセッションを開催

2013年07月03日

 本学は、文部科学省の 革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)に提案した「情報」の活用方法について、多様な立場から解決すべき問題を提起し、少人数での活発な対話を通してより良い未来を実現する解決策を構築する「第4回フューチャーセッション(Future Session)」を6月21日、創立五十周年記念館で開催しました。
 大学院自然科学研究科(モバイル通信研究室)の秦正治教授が、移動通信技術の発展の歴史について紹介。将来イノベーションを引き起こすシーズやニーズを敏感に感じ取る姿勢や、利用者の使いやすさを考慮して研究を進めることが重要と話しました。続いて、岡山県産業労働部の担当者や本学の山本進一研究担当理事、妹尾昌治同研究科長、学生ら約20人がそれぞれの立場から意見を述べ、高速大容量光ファイバー網「岡山情報ハイウェイ」の産官学での活用方法などについて対話しました。
 秦教授は、金沢工業大学の奥村善久名誉教授が発表した電界強度曲線(奥村カーブ)を数式化し、電波伝搬特性を容易に計算可能とする数式モデル(奥村-秦モデル)を提唱。通信システムのスムーズな運用に貢献し、『第63回「電波の日」総務大臣表彰』を受賞しています。
 本学は、社会と共に革新的イノベーションや高付加価値産業の創出やリサーチ・ユニバーシティ(研究大学)につながる積極的な研究推進・研究力向上を精力的に行っており、今後も異分野の交流に結びつくフューチャーセッションを行う予定です。


第1回フューチャーセッション(テーマ「ビッグデータ」)はこちら
第2回フューチャーセッション(テーマ「水」)はこちら
第3回フューチャーセッション(テーマ「光」)はこちら


【本件問い合わせ先】
URA執務室
TEL:086-251-8919

(13.07.03)


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