3月13日、一般教育棟A41教室にて、スポーツ教育センターの主催による熱中症予防対策シンポジウム「熱中症予防-個人的予防から組織的対策へ-」を開催しました。
同センターでは、学生のスポーツ活動支援のため、熱中症予防に力を入れ、日頃から啓蒙活動に努めています。このシンポジウムは、その一環として、学内COE教育支援経費の採択を受けて開催したもので、熱中症予防対策をさらに推進することを目的としています。当日は、学生や日頃より熱中症予防に取り組んでいるスポーツ指導者など70名が参加しました。
中村純友氏(医療法人中村診療所理事長・熱中症の会代表)による熱中症の実情に関する基調講演が行われた後、教育学部4年生・山口香さんが本学学生の熱中症予防の意識と実態、和気閑谷高校教諭・重光潔一氏が学校現場において展開しうる熱中症予防策、本学教育学研究科・伊藤武彦教授が本学における熱中症対策の展開について、それぞれ報告しました。
このシンポジウムでは、熱中症予防について、スポーツ指導現場で「できることとできないこと」をテーマに、現場で指導にあたっている教師や公衆衛生に関わる行政担当者らにより、より実践的な熱中症予防策について質の高い討議が行われました。
本学では、今後も熱中症対策法を研究し、実施していきます。
写真:講演する中村氏
【本件問い合わせ先】
スポーツ教育センター Tel & Fax 086-251-7181
シンポジウム「熱中症予防-個人的予防から組織的対策へ-」を開催
2010年03月18日