国立大学法人 岡山大学

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自然生命科学研究支援センター公開コロキウムを開催

2014年01月29日

 本学自然生命科学研究支援センターは1月10日、センター各部門の活動報告及び教職員の交流等を目的として「第9回自然生命科学研究支援センター公開コロキウム」を理学部棟で開催し、本学教職員や広島大学関係者ら47人が参加しました。
 センター長の山本進一研究担当理事が、岡山大学の研究力強化に対するセンターの役割について講演。続いて、同センターの分析計測・極低温部門(極低温分野、分析計測分野)や、ゲノム・プロテオーム解析部門など計4部門のスタッフが、「タンパク質結晶構造解析研究を支える生体X線回折装置」、「小胞型神経伝達物質トランスポーターの機能と構造」など、各部門の支援活動のバックグラウンドとなる個人研究の成果を発表しました。動物資源部門鹿田施設において平成24年に立ち上げた中型動物ウエットラボ技術支援サービスや光・放射線情報解析部門鹿田施設と資源植物科学研究所との共同プロジェクトである福島支援関連の研究についても報告し、今後のセンターの展開に資する活発な議論を交わしました。現在、同センターが推し進めている研究設備の有効利用について、先進的な取り組みを行っている広島大学学術・社会産学連携室学術支援グループリーダーの坂口浩司氏の講演もあり、参加者は、同大における研究設備運営の改革状況などについて熱心に聴講しました。
 今後、同センターでは、本コロキウムでの議論を生かし、生命科学をはじめとする自然科学領域の教育・研究の高度化、学際領域の融合、先端研究の推進、社会との連携等の進展などに対応した支援活動をより積極的に推進します。

【本件問い合わせ先】
研究交流部研究交流企画課
TEL:086-251-7116

(14.01.29)

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