岡山大学研究推進産学官連携機構（機構長：山本進一研究担当理事・副学長）（以下、「連携機構」）は、7月16日、本学鹿田キャンパス基礎医学棟3階に「鹿田本部」を設置しました。
　同日開かれた開所式では、森田潔学長があいさつ。看板の除幕を行った後、山本進一機構長が来場者にお礼を述べました。
　連携機構は、本学の学術研究の推進と産学官連携の推進を図るとともに、学術研究の成果である知的財産を組織的に管理、活用。産学官連携の下、本学で生みだされた研究成果を社会に還元することをミッションとしています。
　平成25年8月に本学は、文部科学省による「研究大学強化促進事業」の支援対象大学（国内19大学）に選定されました。
　本学鹿田キャンパスには、世界初の生体肺中葉移植や国内初となる脳死下での左右反転肺移植など、移植医療分野において世界を先導する医療機関である岡山大学病院が設置されています。同病院は、平成25年4月に厚生労働省より中国・四国地区唯一の「臨床研究中核病院」に選定されており、研究分野においても日本の基幹病院として、広域ネットワークを利活用した大規模な臨床研究や治験、基礎研究から臨床応用にいたる橋渡し研究（トランスレーショナル・リサーチ）を精力的に実施しています。
　鹿田本部の設置は、「リサーチ・ユニバーシティ（研究大学）：岡山大学」と「臨床研究中核病院：岡山大学病院」という双方の強みを融合するとともに、そこから生まれるシーズとニーズの迅速なマッチングや先導的・革新的アイデアに基づくイノベーションの種をより早く社会実装につなげる「橋渡し研究の加速」の役目を担っていきます。

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岡山大学研究推進産学官連携機構：http://www.orpc.okayama-u.ac.jp/


【本件問い合わせ先】
岡山大学研究推進産学官連携機構　渡邊､日高
TEL：086-251-8472

(14.07.18)