国立大学法人 岡山大学

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大学研究力強化支援情報交換ワークショップを開催

2014年07月22日

 バイオサイエンス分野のさらなる研究力強化を図るため、本学リサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室は7月9日、創立五十周年記念館で、「大学研究力強化支援情報交換ワークショップ」を開催しました。
 公益財団法人加藤記念バイオサイエンス振興財団の秋永士朗常務理事と川村和男事務局長が来学。ワークショップでは、秋永常務理事が「新規高機能性抗体 モガムリズマブの研究開発-企業からの視点-」と題して、創薬開発における企業研究者らの視点や取り組み事例などを紹介しました。川村事務局長は、同財団の概要と研究助成制度を説明。25回の研究助成のうち、本学受賞者が13人いることなどを話しました。
 本学からは、中山亮研究交流企画課長が本学の研究力強化の取り組みを紹介。近年の受賞者として狩野光伸教授(薬)坂本浩隆准教授(理)阪口政清准教授(医)中司敦子助教(医)が研究助成の取り組み内容を発表しました。4人は「単に業績のみの選考評価ではなく、若手研究者のいままでにない挑戦的な研究アプローチを重んじて選定して頂いている点が心強く、また研究力のモチベーションアップにつながっている」などと語り、参加した教職員ら約30人と外部助成制度を活用したバイオサイエンス分野のさらなる研究強化のあり方や若手研究者育成などについて熱心に対話しました。
 本学は、昨年8月に文部科学省が選定した「研究大学強化促進事業」の支援対象大学(国内19大学)です。世界で研究の量、質ともに存在感を示す「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」につながる積極的な研究推進・研究力向上を実施しており、その中で強みの基礎生命科学分野のさらなる増強は重要なポイントです。今回のワークショップの成果も研究大学運営に活かして行きます。
 本ワークショップは、文部科学省「研究大学強化促進事業」の一環として実施されました。

公益財団法人加藤記念バイオサイエンス振興財団:https://www.katokinen.or.jp/

【本件問い合わせ先】
岡山大学リサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室
TEL:086-251-8916

(14.07.22)


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