国立大学法人 岡山大学

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環境省顧問(前事務次官)谷津氏が特別講演 本学で研究発表交流会

2014年09月22日

 本学大学院環境生命科学研究科とリサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室は9月20日、自然科学研究科棟で、特別講演会「地球環境政策と科学」(Global Environmental Policy and Science)を開催しました。
 今回、環境省の谷津龍太郎顧問(前事務次官)が来学。講演会では、日本の環境政策の歴史的発展のもとに、現在は地球規模でその政策実行が求められている時代となっていることを説明しました。環境政策には科学との連携が必要不可欠であることについても触れ、「科学的根拠に裏打ちされた政策立案・実行が求められている」などと英語で語りました。本学大学院生や教職員、地方環境事務所の関係者ら約70人が参加。熱心に聴き入っていました。
 続いて、本学の環境系研究者らとの本年度2回目となる「岡山大学環境研究発表会」を開催。藤原健史教授が、全国で唯一の廃棄物研究を専門とする大学附属センターである「岡山大学廃棄物マネジメント研究センター」の取り組みを、神崎浩環境生命科学研究科長・教授が、アジア地域の環境系人材育成をしている「岡山大学・フエ大学院特別コース」について発表しました。谷津顧問をはじめ、築島明環境省中国四国地方環境事務所長や足立晃一同事務所高松事務所長、阿部宏史企画・総務担当理事・副学長らとともに議論を行いました。
 本学は、昨年8月に文部科学省が選定した「研究大学強化促進事業」の支援対象大学(国内19大学)です。世界で研究の量、質ともに存在感を示す「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」につながる積極的な研究推進・研究力向上を実施しています。その中で環境分野の研究は理学、工学などの自然科学のみならず、政治、経済、教育などの人文・社会科学にも跨る広い研究分野です。本学の総合大学としての強みと異分野融合研究の実績を活かし、「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」の構築につなげていく予定です。

【本件問い合わせ先】
大学院環境生命科学研究科長・教授 神崎浩
TEL:086-251-8297

(14.09.22)


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