国立大学法人 岡山大学

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教育改善など議論 教職員研修「桃太郎フォーラムXVII」開催

2014年10月06日

 本学教育開発センターは、9月25日、創立五十周年記念館などで、大学教職員等を対象にした研修会「桃太郎フォーラムXVII」を開催しました。
 今回は、「学習達成度の評価を考える-教育を変える、学生が伸びる-」をテーマに実施。他大学の教職員を含め、教職員・学生ら約300人が参加しました。国立教育政策研究所高等研究部の深堀聰子総括研究官がアセスメント(学生が大学教育の結果として習得することが期待されている知識や能力を、どの範囲と水準まで習得したかを測定する取組み)に関して国際的な取り組みとその有効性を紹介。龍谷大学文学部の安藤徹教授が同大の事例をもとに、ルーブリック(学習達成度を知るための評価基準表)の作成と活用方法などについて講演しました。
 6テーマに分けた分科会も開催。学習達成度の可視化を目指す評価システムの開発や大学院教育の向上、時間外学習を効率的に行う環境の実現など、教育改善に関するテーマで議論しました。職員の能力向上を目指すSD(スタッフ・ディベロップメント)プログラムや学生のメンタルヘルスに関するワークショップも開かれ、参加者は熱心に取り組んでいました。
 本フォーラムは、授業内容・方法の改善や授業評価など大学教育の改善に関係する事項を審議する同センターのFD(ファカルティ・ディベロップメント)委員会が企画。平成10年から毎年開催しており、今年で17回目です。

【本件問い合わせ先】
学務部学務企画課
TEL:086-251-8424

(14.10.06)

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