国立大学法人 岡山大学

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岡山の交通体系考える 本学と岡山市がシンポジウムを開催

2014年11月06日

 本学と岡山市は11月5日、岡山の交通体系について考えるシンポジウム「地方都市の創生を目指す 都市交通システムを考える」を本学津島キャンパスで開催しました。
 行政、経済団体、NPOの関係者ら約150人が参加。国土交通省の徳山日出男技監(岡山市出身)、同市の大森雅夫市長が基調講演を行いました。徳山技監は、LRT(次世代型路面電車システム)を導入した富山市の中心市街地活性化策などを紹介しながら、「まちづくりは、地方の創意工夫にかかっている。岡山にもぜひ〝成功例〟となってもらいたい」と話しました。
 大森市長は「岡山市の取組と都市・交通政策への期待」と題して講演。本年度、本学と共同研究をする超小型電気自動車(EV)の実証実験についても触れ、「雨天時や荷物が多い時など、徒歩、自転車では負担が大きい場面で力を発揮すると考えている。ニッチな部分を超小型EVが補うことで、全体の交通体系が整備される」と語りました。
 「地方の創生と新たな都市交通システム」をテーマに、筑波大学大学院の石田東生教授を進行役に、徳山技監、大森市長のほか、東京大学大学院の鎌田実教授、熊本大学大学院溝上章志教授ら7人によるパネルディスカッションもありました。
 工学部棟前では、超小型EVの試乗会を実施。学生、市民らが「次世代の移動手段」として注目を集める同自動車の乗り心地を体感しました。

試乗の様子はこちらhttps://www.youtube.com/watch?v=noNGT8dS7Qk

【本件問い合わせ先】
地域総合研究センター
TEL:086-251-8491

(14.11.06)

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