国立大学法人 岡山大学

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小児の先天性心臓病 難手術に成功

2014年12月16日

 岡山大学病院は12月13日、心臓の大動脈と肺静脈の位置が入れ替わる「完全大血管転位症」を患った、男児(生後25日目)に対する難手術を行い、無事終了しました。
 男児は、生後14日以内であれば9割以上が成功する「完全大血管転位症」の手術を受ける予定でしたが、冠動脈の異常を併せ持っていたため、手術が見送られていました。
 今回、小児心臓手術の豊富な実績を持つ本学に依頼があり、12日、長野県からヘリコプターで緊急搬送。手術は、岡山大学病院心臓血管外科の佐野俊二教授らによる11人体制で、13日10時12分から14時54分まで行われました。
 手術後の会見で佐野教授は、「順調に回復すれば、他の子と同じように運動することが出来るようになるだろう」と説明しました。

【本件問い合わせ先】
岡山大学病院病院長室
TEL:086-235-6749

(14.12.16)

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