国立大学法人 岡山大学

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ガーナの教育関係者が附属小で授業実践

2010年09月09日

 本学で初等理数科教育の研修を受けているガーナ共和国の小学校教員ら教育関係者12人が、9月7、8日の両日、岡山大学教育学部附属小学校を訪れ、授業実践を行いました。
 ガーナの研修員は、子どもたち自身が考え、活躍する「子ども主体の授業」の手法などを本学で学習。理科と算数の指導案を全員で作り、附属小で6年生の授業に臨みました。
 電気をテーマにした理科の授業では、児童を4人ずつのグループに分け、オルゴールや野菜、牛乳などを回路につなげて電気を通すか実験。指導は英語のみで通訳もありませんでしたが、研修員たちは、絵や物を多用して授業を進め、子どもたちもしっかり理解しようと熱心に取り組みました。授業を終えたガーナの教員は「言葉が違っても予想以上にコミュニケーションがとれた」と話していました。
 ガーナでは、就学率は上昇しているものの、教育の質改善が課題。この研修は、独立行政法人国際協力機構(JICA)の国別研修の一環で、8月16日から9月15日まで行われました。

写真:ガーナの研修員から電気回路について学ぶ附属小児童ら

【本件問い合わせ先】国際センター TEL:086-251-7044

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