国立大学法人 岡山大学

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中国科学院昆明植物研究所と共同研究協定を締結

2010年10月18日

 岡山大学と中国科学院昆明植物研究所は8月28日、植物遺伝資源の化学成分に関する共同研究などを行う協定を結びました。
 同研究所には、「植物化学および西部植物資源持続利用国家重点実験室」があり、多様な植物遺伝資源とそれらに関する伝統的知識を背景として世界的な研究が展開されています。本学と2004年に大学間国際交流協定を締結し、2009年からは日本学術振興会アジア研究教育拠点事業「東アジアにおける有用植物遺伝資源研究拠点の構築」(コーディネーター;自然科学研究科・加藤鎌司教授、同研究所・龍春林教授)により、共同研究を本格化させていました。
 今回の協定では、治療薬の候補となる化合物の選抜や、化合物が作用するメカニズムの解析をより効率よく行うことで、難治性感染症の新薬開発を目指しており、さっそく同研究所の王躍虎助教授を本学に招へいして共同研究を始めています。
 この日は、同研究所で協定書の調印を行い、合同シンポジウムを開催。医歯薬学総合研究科・綿矢有佑教授ら本事業に関係する7名の本学教員と中国全土から集まった12名の研究者が研究発表し、活発に意見を交換しました。

写真:協定書調印後の綿矢教授(右)、加藤教授(左)と龍教授(中央)

本事業に関しては、以下URLをご参照ください。
//www.okayama-u.ac.jp/user/acore/


【本件問い合わせ先】岡山大学国際センター事務室 TEL:086-251-7044

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