国立大学法人 岡山大学

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犯罪被害者支援シンポジウムを開催

2015年12月16日

 本学は12月9日、犯罪被害者支援シンポジウムを本学国際交流会館にて開催しました。
 シンポジウムでは、本学大学院法務研究科の吉沢徹教授が刑事手続きについての説明をしました。また、岡山市で起きた殺人事件のご遺族である加藤裕司氏が講演しました。岡山県警察本部犯罪被害者支援室の藤原佐千子係長による警察における犯罪被害遺族者支援の取り組みについて説明や、7~8人ずつのグループに分かれたグループディスカッションも実施しました。
 本学の学生のみならず、他大学の学生や企業の方など総勢60人が参加。グループディスカッションでは、シンポジウムで感じたことや気づいたことをグループごとに共有し、自分たちにできることを考え、意見を交換しました。参加者は「シンポジウムなどの機会を通じて、被害者のお話を聞き、気持ちに寄り添うことが重要」と話していました。
 本シンポジウムは、明るく健全な社会を築くために、犯罪被害者遺族による講話や専門家による対話を実施。犯罪被害の実態、生命の大切さ、被害者支援の必要性について理解を深めることにより、「地域から被害者も加害者も出さない安全・安心まちづくり」や「ボランティア参加による被害者支援活動」への意識を高めてもらおうと開催しました。

【本件問い合わせ先】
地域総合研究センター
TEL:086-251-8416

(15.12.16)


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