国立大学法人 岡山大学

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国際共同研究強化・促進を目指す 渡日プログラム「JAPAN TAG」に参加

2015年12月25日

 本学をはじめ、文部科学省の「研究大学強化促進事業」に選定された機関らでつくる「大学研究力強化ネットワーク(RUネットワーク)」の国際連携を促進するためのタスクフォース(TF)(幹事校:大学共同利用機関法人自然科学研究機構(NINS))は11月5~6日、ドイツのデュッセルドルフ大学にて開催された渡日プログラム「JAPAN TAG」(日本学術振興会(JSPS)のボン研究連絡センター主催)に参加し、国際共同研究強化・促進に関するイベントや、大学訪問を実施しました。今回、本学の山本進一研究担当理事・副学長が訪問団団長を務め、宇根山絵美リサーチ・アドミニストレーター(URA)らが大学や研究プロジェクトの紹介を行いました。
 渡日プログラム「JAPAN TAG」におけるJSPSボン研究連絡センターとRUネットワークの狙いは、日独間の国際共同研究活動の活性化です。5日に開催された同プログラムには、200人を超える大学関係者や学生、研究者が参加。ドイツ側からは、大学紹介やドイツ研究機関から日本との連携に期待する点、日本の研究機関や日独連携事例の紹介が行われました。日本の機関紹介では、参加機関が研究力の強みなどについてプレゼンテーションを実施。会場外のロビーで行われたブース展示では、参加機関が訪れる研究者や学生らと意見交換しました。
 山本理事ら訪問団は6日、渡日プログラム説明会における連携促進効果を向上させる目的でデュッセルドルフ大学の研究支援部門と施設を訪問。研究力強化・促進につながるネットワーキングや国際連携に向けた取り組みについて意見交換を行いました。
 本学は、RUネットワークの運営委員や各TFの幹事校を務めています。今後、研究レベルのさらなる向上を戦略的に実施し、世界トップレベルの研究大学(リサーチ・ユニバーシティ)へと発展させていきます。
なお本プログラムへの参加は、文部科学省「研究大学強化促進事業」の一環として実施しました。

*大学研究力強化ネットワーク
 文部科学省「研究大学強化促進事業」に採択された22機関を中心として、大学の研究力強化を強く推進する機関に呼びかけ、賛同を得られた機関で構成されている(窓口:NINS)。各大学の個性・特徴を尊重しつつ、研究者-URA-事務担当者の三者の緊密な連携のもと、大学・研究機関の枠をこえて、大学の研究力強化および支援機能の拡大を図る方策に関する議論と情報交換を行い、「共同しておこなうべきところは共同して行う」という発想のもと、相互の連携の推進を図り、また、必要な施策について行政等に働きかけるなど、個々の大学の研究力強化に資する活動を行っている。
また、研究力強化に関する具体的な取り組みについては、テーマ別のタスクフォースを置き、参加機関間で協議、連携する場としている。
 ・海外拠点を活用し国際プレゼンス向上・国際連携を促進するためのタスクフォース
 ・国際情報発信に関するタスクフォース
 ・大学ランキング指標に関するタスクフォース
 ・コンプライアンスに関するタスクフォース
大学研究力強化ネットワークホームページ:http://www.runetwork.jp/

【本件問い合わせ先】
岡山大学リサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室
TEL:086-251-8919

(15.12.25)


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