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森田学長と槇野病院長がインド拠点を訪問 感染症制圧に関する研究交流会を開催

 本学の森田潔学長と岡山大学病院長の槇野博史理事(病院担当)らは12月16~18日、感染症制圧に関する研究強化推進を目的として、インド・コルカタ市にある本学インド拠点の岡山大学インド感染症共同研究センター(CRCOUI)を訪問しました。
 森田学長らは同センターで、インド国立コレラ及び腸管感染症研究所(National Institute of Cholera and Enteric Diseases:NICED)のシャンタ・ダッタ(Shanta Dutta)所長代理らと会談。日頃の国際連携研究の御礼と今後の展望について話し合いました。引き続いて行われた研究交流会では、槇野病院長が大学病院の概要や、インド拠点との連携の可能性について紹介しました。インド拠点からは、篠田純男CRCOUIセンター長・特任教授がこれまでの取り組みについて、今村大輔准教授がコレラ、赤痢といった下痢症感染症に関する研究課題についてそれぞれ解説しました。本交流会にはNICEDの研究者らも参加。CRCOUIとの国際共同研究成果の紹介とともに、さらなる連携強化について議論を深めました。
 このほか、感染症制圧として極めて重要なインドの公衆衛生の現状を把握するため、感染症病院やクリニック、スラム地区、市場、貯水場、火葬場、沐浴場などを視察。微生物学研究の視点のみならず、公衆衛生学、疫学、社会政策学などの視点から感染症制圧の施策について参加者らと協議しました。今後のCRCOUIの役割強化、本部との連携・支援を具体化し、グローバル社会において活躍できる「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」の強化促進を目指すこととなりました。
 なお本訪問は、佐藤法仁リサーチ・アドミニストレーター(URA)、宇根山絵美URA、大学院医歯薬学総合研究科(薬)の三好伸一教授、同研究科(医)の大原利章助教、同大病院の岩崎達雄教授らも同行しました。
 CRCOUIは平成19年9月、文部科学省の「新興・再興感染症研究拠点形成プログラム」に採択され、インド・西ベンガル州コルカタ市に設置。NICEDなどと長年にわたる密な国際共同研究体制や、本学執行部や関係機関などとの連携のもと、コレラや赤痢といった下痢症の制圧プロジェクトを精力的に実施しています。また昨年度は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「平成27年度感染症研究国際展開戦略プログラム」に採択されており、さらなるプロジェクト強化・促進を実施しています。
 本研究交換会は、文部科学省「研究大学強化促進事業」の一環として実施されました。

岡山大学インド感染症共同研究センター(CRCOUI):http://wwwcid.ccsv.okayama-u.ac.jp/

【本件お問合わせ先】
岡山大学インド感染症共同研究センター センター長・特任教授 篠田純男
大学院医歯薬学総合研究科(薬学系)教授 三好伸一
TEL:086-251-7966(三好教授)

(16.01.07)




NICEDのダッタ所長代理(左から4人目)らとの集合写真


研究交流会で大学病院の概要を紹介する槇野病院長・理事(病院担当)


研究交流会でCRCOUIの研究取り組みについて説明する今村准教授


NICED研究者らと研究内容を議論する森田学長(右)ら