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社会文化科学研究科(文)の呉さんが日本学術振興会育志賞を受賞

 独立行政法人日本学術振興会(JSPS)が実施している「第6回(平成27年度)日本学術振興会育志賞」の授賞式が3月2日、日本学士院(東京都台東区)で行われ、本学大学院社会文化科学研究科(文学系)の呉揚(ごよう)さんが受賞しました。本学における同賞の受賞は呉さんが初めてであり、本学学生のみならず教職員ら大学全体にとっても大きな受賞といえます。
 授賞式は、秋篠宮・同妃両殿下ご臨席のもと執り行われ、JSPSの安西祐一郎理事長から賞状を授与されました。呉さんは、宮崎和人教授の指導のもと、「状態・存在・特性・関係を表す動詞についての記述的研究」という博士課程のテーマで研究を行っています。
 受賞した呉さんは、「この栄えある賞を授けて下さった日本学術振興会に厚くお礼申し上げます。そして、私の研究を支えてくれた指導教員をはじめとする先生方と同僚、岡山大学および社会文化科学研究科の関係各位に心より感謝申し上げます。研究はただ新しいものだけで成り立つわけではありません。先学の考えをよく理解し、良いものを受け継ぎ、そのうえで自分の研究をどのように研究史に位置づけるべきかを考えることが大事です。この意識を貫いて、今後とも研鑽していきたいと思います」とあいさつ。また指導教官である宮崎教授は、「研究を志す者は、自分が研究史の形成にどのように参加しているかということを説明できなければなりません。呉さんは、この点の意識が明確で、長期的な展望と広い視野をもって研究を行っていることが評価されたのだと思います。このたびの受賞は、研究室の他の学生たちにも大きな希望を与えました。受賞者の不断の努力を讃え、関係各位に深く感謝いたします」と今回の受賞について述べました。
 今回の同賞の人文系受賞者は呉さんを含めて4人。


日本学術振興会育志賞について
 同賞は、天皇陛下が平成21年の御即位20年にあたり、若手の研究者を支援、奨励するため日本学術振興会に贈られた下賜金を元に創設。将来、我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院生を顕彰することで、その勉学及び研究意欲を高め、若手研究者の養成を図ることを目的に平成22年度に創設したものです。
 対象者は、人文学、社会科学及び自然科学の全分野において、大学院における学業成績が優秀であり、豊かな人間性を備え、意欲的かつ主体的に勉学及び研究活動に取り組んでいる大学院生です。
今回、2,716の大学及び学術団体に対して同賞の候補者の推薦を依頼し、150人の候補者の推薦を受け付けた中から選考を経て、18人の受賞者が決まり、3月2日に日本学士院にて、秋篠宮・同妃両殿下ご臨席のもと、盛大に挙行されました。

第6回(平成27年度)日本学術振興会育志賞の受賞者決定について(JSPS):http://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/kettei_6_h27.html

【本件問い合わせ先】
大学院社会文化科学研究科(文学系)教授 宮崎和人
TEL:086-251-7460

(16.03.29)



安西JSPS理事長から賞状を授与される呉さん(左)


今回の育志賞受賞者ら(写真提供:JSPS)


   育志賞を受賞した呉さん