本学は11月15日、「大学院医療統合科学研究科（仮称）第2回ワークショップ『医療統合科学への期待』」を創立五十周年記念館で開催しました。
　本学では「医学と工学の連携」と「文系と理系の融合」を網羅して、教育と研究を推進することを目標とした「大学院医療統合科学研究科（仮称）」の創設が検討されています。本ワークショップは、同大学院の教育と研究への期待や、輩出される学生の可能性を企業の視点から考えることを目的に実施しました。
　ワークショップに約150人の本学学生と教職員が参加。森田潔学長によるあいさつの後、妹尾昌治副学長が新研究科設置に向けた活動の経過報告を行いました。帝人ナカシマメディカル株式会社の中島義雄代表取締役会長、株式会社野村総合研究所社会システムコンサルティング部の梅原郁恵上級研究員、株式会社日本政策投資銀行産業調査部の青山竜文課長、みずほ情報総研株式会社社会政策コンサルティング部の日諸恵利チーフコンサルタントから話題提供がありました。
　さらに、これらの話題を基に、本学の阿部宏史理事・副学長（企画・総務担当）と新研究科に関連する教育研究分野の教員らを交えて、将来「大学院医療統合科学研究科（仮称）」が育成する人材像が社会の求める人材にどれだけ迫れるのか、その大きな可能性についてパネルディスカッションが行われました。

【本件問い合わせ先】
自然系研究科等事務部医療統合科学研究科設置準備室
TEL：086-251-8811

(16.12.12)