本学と国際交流協定を結ぶマレーシア・プトラ大学、中国・浙江大学、浙江工業大学、厦門大学の若手教員と博士・修士学生10人が12月4～11日、本学津島キャンパスを訪問しました。共同研究に関する議論や実験、帝人ナカシマメディカル株式会社 R&Dセンターの見学などを行い、国際的な交流を深めました。　
　異なった国や研究分野のバックグラウンドを持つ若手教員と学生を一度に招聘することで、物事を多角的・多面的に吟味し見定めていく力（クリティカル・シンキング）を体系的に学ぶことを目的として実施。今後も科学技術を通じてグローバルに活躍する理工系の人材育成に貢献する予定です。
　本訪問は、本学工学部化学生命系学科の中村有里技術専門職員が中心となり、冨田栄二工学部長、大学院自然科学研究科の早川聡教授、坂倉彰教授、岡田晃教授らがアドバイザーを担当。広報・情報戦略室、グローバル・パートナーズ事務室、国際同窓会、附属図書館、学務企画課の主催するキャンパスツアーとも連携したプログラムを実施しました。本学は、プトラ大学と浙江工業大学とは大学間協定を、浙江大学と厦門大学とは部局間協定を締結しており、国際的な人的交流や共同研究など連携強化を継続的に推進しています。

　活動の様子は、国立研究開発法人科学技術振興機構（JST）「さくらサイエンスプラン」のFacebookでも紹介されています。
https://www.facebook.com/sspjapan/posts/718534984973634

　また、本学国際同窓会のFacebookでも紹介されています。
https://www.facebook.com/OUInternationalAlumniAssociation/posts/1322876517763014

　本活動は、JSTの日本・アジア青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプラン」の一環で実施。平成28年度科学研究費補助金（奨励研究、16H00413）の助成も受けています。

【本件問い合わせ先】
工学部化学生命系学科
技術専門職員　中村　有里
TEL：086-251-8212

(16.12.20)