本学は5月16日、岡山県警察本部の菅昌警務部長を講師に招き、特別講座「経済と行政 ~行政官・外交官・警察官としての経験から~」(経済学部主催)を開催しました。本講座は、理論面だけでなく実際に官公庁の政策立案担当者の話を聞くことで、学生に経済についての理解をより深めてもらおうと毎年開催しており、今回で6回目です。
菅昌警務部長は自らの経験等を基に、①政策と経済、②外交と経済、③治安と経済という3つの視点から行政と経済との関係について説明。「経済の知識は社会の多様なフィールドで要求される。幅広い視野と心の余裕を持ち、相手の信頼感を得るよう努めることが重要である」と話しました。
学生約130人が聴講。参加した学生は「これまであまり学ぶ機会のなかった行政や警察の役割が、健全な経済システムの維持・発展と密接に関係していることを知り、興味が高まった」と話していました。
【本件お問い合わせ先】
大学院社会文化科学研究科(経済) 教授 森下幹夫
TEL:086-251-7577
(17.05.18)